ルノー プジョーなど注目のフランス車をピックアップ!! 「すぐに故障」もいまは昔

■Part 2 そう、オスカルのように オシャレ快速シリーズ

 フランスのスポーツモデルはお安いわりに意外とデキル。いいえ、意外とどころじゃなく、マジでキレッキレよ。それでいてしっかりオシャレ戦士。さすがおフランス! ヴェルサイユのバラね~。

 その筆頭は言わずもがな、ニュルで量産FF車世界最速の座をシビックタイプRと争うメガーヌR.S.(448万1000円~)だわ。シビックタイプR(458万円)よりお安いじゃない!

●ルノーメガーヌR.S.(448万1000~499万円)

フランス車の実力の高さは、このクルマのポテンシャルを知れば一発で理解できるわ。ステキ!

 この上のR.S.トロフィーは489万円からだけど、そっちならMTが選べるし、オシャレ度ならオタクっぽいタイプRをまったく寄せつけないから、モテるうえに速いってワケ。さすがおフランスの騎士ね!

 もうちょっとかわいくいきたければ、弟分のルーテシアR.S.(320万8000円から)もご用意してあるの。

●ルノールーテシア

フレンチホットハッチここにあり。207万8000円から340万2000円と、お求めやすい!

 アルピーヌA110も最高! まさに近衛連隊長オスカル・フランソワよ。性能については説明の必要はないわよね。お値段は804万6000円から。ライバルのケイマンよりお高いけど、希少価値は断然上! 

●アルピーヌA110(804万6000~899万円)

等身大のスーパーカーとして、今や世界の頂点に君臨する姿は、皇帝ナポレオンを思わせる

 だから下取りも下がらない。おフランスは意外とがっちりしてるのよ。シェーッ! イヤミざんす。

【閑話休題】今、おフランス車の故障はどーなのよ?

 これまでおフランス車を6台乗り継いでる私(清水草一)だが、故障を経験したのはエグザンティアだけ。具体的には、パワーウィンドウ落ち、マフラー折損(サビ)、雨漏りの3回で、どれも定番の故障だった。ただ、ハイドロ系は7年半無事でした。

 あとの5台は故障知らずだ。小さな電気系のトラブルすらまったくのゼロ! 今乗っているDS3なんか、故障の気配をまったく感じない。

 21世紀以降に生産されたフランス車は、故障の恐怖とはほぼ無縁になったと断言していいだろう!

■Part 3 すべてFF! 本格オシャレSUV

 フランスの戦車といえばルノーR35戦車。ナチスドイツの電撃戦の前に、木っ端微塵に吹っ飛んだわ。パリダカの国だけど、おフランスはオフロード車は苦手なの!

 でも、フランス自動車業界は、今やSUVの花盛り。シトロエンC6みたいな大型セダンはサッパリ売れないからもうやめて、SUVを作ってるの~! だってそれが世界的トレンドだもの! さすが流行にビンカンさんね。

 ただし戦車の弱い国らしく、4WDはナシ! 全部FFのファッションSUVっていうところがおフランスらしいじゃない? 4WDはいらない、オシャレな都会派SUVがほしいっていう人は、迷わずおフランス車にGO!

 なかでも一番のオススメは、シトロエンのC3エアクロスでしょうね。安くてオシャレなC3がベースだけに、エアクロスもウルトラ安くてオシャレ! たったの263万8000円(フィール)からだもの。

●シトロエンC3エアクロス(263万8000~279万1000円)

陽気でオシャレで安くてイケてる、おフランス車のもうひとつの台風の目がこのクルマ!

 このお値段、C-HRとだいたいガチ。VWのTクロスより確実にお安いわ。C3と同じくナビをスマホですませて節約すれば、これに諸経費プラスでご納車申し上げます。オシャレ感は宇宙一なのでご安心あれ。

 ルノーキャプチャーも、C3エアクロスと同じクラス。1200ターボを積んで軽快に都会を駆け抜けるの。ちょっと古くなっちゃったから、キャプチャーなら中古がオススメかもね。バッチーン(ウインクの音)。

●ルノーキャプチャー(274万9000~285万1000円)

インテリアのオシャレぶりには「さすがおフランス!」「シェー!」と叫ぶしかなかった

 そして、かつての中大型セダンやワゴンの代わりとして、今フランス人がこぞって乗っているのが、プジョー3008や5008、シトロエンC5エアクロスなのよ。

●プジョー3008(373万8000~456万3000円)

おフランスでもSUVブームはすさまじい。3008は一番の売れ筋。とにかくカッコイイ!

 お値段は400万~500万円ってところ。ウリはやっぱり節約と大トルクのディーゼルエンジンでしょうね。

●プジョー5008(421万7000~481万8000円)

508はサッパリ売れなかったけど、5008は販売好調。やっぱりSUVは引きが強いわ~

 それと、シトロエンC5エアクロスには、シトロエン伝統のハイドロサスの新時代版、プログレッシブ・ハイドローリック・クッションが装備されて、そりゃもうマシュマロみたいにフワッフワの乗り心地!

 フワフワしたSUVは、世界広しといえどもこのクルマだけかしら? これに対抗できるのは、ベントレーのベンテイガくらいだと思うわ。ベンテイガは最低2000万円するけれど、C5エアクロスならたったの431万9000円から! ステキ。

●シトロエンC5エアクロス(431万9000円)

見た目はビバンダム、乗り心地はマシュマロマン。綿菓子みたいに甘~い乗り味がステキよ

次ページは : ■Part 4 オシャレな本格派おフランスミニバン

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