ハリアー ムラーノ エスカレード?? 世界で最も美しいSUVはどれだ?

現行ジムニー/ジムニーシエラ(2018年)

いまだに納期1年待ちといわれるジムニー(右)とジムニーシエラ(左)
いまだに納期1年待ちといわれるジムニー(右)とジムニーシエラ(左)

 ジムニーは本格的なクロカン4WD。これをSUVと呼んでいいのかどうか一瞬迷うが、スズキ自らがSUVと言っているので、仲間に入れさせていただきます。

 ここまでの5台は都会派のクロスオーバーSUVだが、ジムニーはまったく違う。本来、泥にまみれて悪路を走るクルマである。分野としては別物だが、美しさではこれがベスト! 世紀の傑作! と言いたくなる。

 とにかく、すべてが機能美の極致。余計なデコレーションはほとんどない。優美な曲線もない。ほぼ直線と円で構成されたウルトラ原点回帰のデザインで、これをやられたらグゥの音も出ません!

新型ハリアー(2020年6月)

2020年6月17日に発売予定の新型ハリアー
2020年6月17日に発売予定の新型ハリアー

 まだ発売前で実物を見ていないのでなんともいえないが、BピラーからCピラーにかけて流れるようにサイドウインドウのラインを落とし込んでいくデザインは、なかなかスタイリッシュ。

 抑揚のあるサイドのキャラクターデザインは力強さを感じさせ、テールランプ回りもシンプル路線。きっと大ヒット間違いなしだろう。

ルーフからCピラーにかけて落ち込んでいくサイドウインドウのラインがクーペSUVの特徴
ルーフからCピラーにかけて落ち込んでいくサイドウインドウのラインがクーペSUVの特徴

フォードブロンコ(1966年~)

1966年に登場した初代フォードブロンコ。アメリカでのブロンコ人気は凄く、その人気を受けて6代目はこの初代ブロンコを復刻させたレトロ&モダン路線になることがわかっている。しかし、2020年4月に発表予定だったがコロナ禍の影響で遅れている
1966年に登場した初代フォードブロンコ。アメリカでのブロンコ人気は凄く、その人気を受けて6代目はこの初代ブロンコを復刻させたレトロ&モダン路線になることがわかっている。しかし、2020年4月に発表予定だったがコロナ禍の影響で遅れている

 続いて輸入車部門。こちらも多士済々で、あんまりいっぱい取り上げるスペースはないので、代表して今後の方向性を示している3台をピックアップしてみましょう。

 1966年登場の初代ブロンコ(アーリーブロンコ)は、今見てもハッとするほどシンプルで力強いデザインだった。

 その後ブロンコはボディの巨大化とともに、大味デザインの権化と化したが、間もなく発表予定(2020年4月に発表予定だったがコロナ禍により延期)のブロンコは、リーク画像を見るとアーリーブロンコの復刻版! アメリカンSUVとは思えない、シンプルなフォルムに大変身している。

 前述のキャデラックエスカレードも、復刻デザインではないが方向性は同じ。アメ車の大味デザインは、徐々に過去のものになっていくのだろうか。

1972年式フォードブロンコ
1972年式フォードブロンコ

初代イヴォークコンバーチブル(2016年)

SUVのコンバーチブルという意外性で驚かされたイヴォークコンバーチブル
SUVのコンバーチブルという意外性で驚かされたイヴォークコンバーチブル

 ランドローバーのSUVは、すべてシンプルな直線基調で、とても美しい。モデル名を列挙すると、上からレンジローバー、レンジローバースポーツ、レンジローバーヴェラール、レンジローバーイヴォーク、ディスカバリー、ディスカバリースポーツ、そして新型ディフェンダー。

 どれもこれもステキだが、こうも同じ傾向のデザインが並ぶと、なんだか整形美人のようで食傷気味になってくる。

 思えば一番美しかったのは、初代イヴォークの3ドアモデルだったのではないか。いや、それをベースにしたコンバーチブルは、上屋が幌になった分、さらにシンプルで美しいかもしれない。ということで、これを代表に選びました。

 このクルマ、幌を閉めても実に美しい。いやむしろ閉めていたほうが美しいかもしれないと思わせるほど、完璧なデザインでした。新型イヴォークのラインナップから消えたのは残念。

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