ランボルギーニの超弩級スーパーSUV ウルスの顔には狂気がある! 発表から2年で1万台も売れた理由


フェラーリも負けじとSUVを開発中

今後はランボルギーニ最大のライバル、フェラーリからSUVが登場しそうだ。写真はランボルギーニウルス2020年モデル

 こうなると、焦点はフェラーリだ。現在「プロサングエ」なるSUVを開発中で、2022年に登場するといわれるが、フェラーリはフィアットグループともマセラティとも資本関係が切れていて、ベースになるSUVを借りて来ることができなかった。そのため、未経験のSUV開発に時間を要した。

 2019年の総販売台数を見ると、フェラーリは1万131台と史上初めて1万台を超えたが、ランボルギーニは8205台でそれを猛追している。このままではウルス効果によってランボルギーニに逆転されてしまう! そんな焦りもあるでしょうね。

 思えばスーパープレミアムブランドのSUVは、ポルシェカイエンとランボルギーニウルスとベントレーベンテイガが同じVW系のプラットフォームを使っており、それで儲けまくっている。フェラーリにすれば歯ぎしりものだ。

 というわけで、絶好調のランボルギーニウルスだが、ランボルギーニの主要販売国で唯一、それほどの人気になっていないのが、ほかならぬ日本だ。

 日本のランボルギーニファンは非常にピュアで、カウンタック以来の伝統であるシザースドアを持つV12ミドシップスーパーカーではないと、本物のランボルギーニとは認めない。

 彼らは、高い金を出してわざわざ「アウディ」を買おうとは思わない。逆に、ランボルギーニに特別な思い入れのない人にとっては、ランボルギーニというブランドは派手すぎるゲテモノで、気軽に乗ろうとは思わない。

 日本では、モデルごとの販売台数は公開されないが、とにかく日本は世界で一番アヴェンタドールの販売比率が高く、ランボルギーニ本社からも「特別な国」扱いされている。逆にウルスの販売比率は、主要国の中で一番低いようだ。

 日本における現在の中古車流通台数を見ると、アヴェンタドール系/121台、ウラカン系/109台、ウルス/17台となっている。

 ウルスはまだ発売から2年しかたっていないにせよ、流通台数が非常に少ない。つまり、それほど売れていない。こんな国は世界中で日本だけ! 日本人として、ちょっと誇らしい事実(?)ではある。

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