700万円オーバークラス第3位:アストンマーティンDBX
アストンマーティンをただただ単純にSUV化しました……としか言いようがないんだけど、その元ネタのアストンのスポーツクーペがウルトラ美しいので、美しくなるのは当然の結果ですね。
このクルマの場合、どちらかというとその「素質の勝利」で、DBX自体には、それほど個性がないように見える。
それでもなにしろアストンだから! DB11をSUVにすりゃ、そりゃ文句なくカッコいい!
同じ英国製のベントレーベンテイガやロールスロイスカリナンは、どっちも本家モデルのヘン顔というか、威厳ある大人物がひょうきんなポーズを取っているようで、見るとちょっと笑っちゃう感じがある。
しかしDBXはまったくそういうことなく、本家モデルの美しさをそのまま保っている。スタイルのシンプルな美はスバラシイ。
700万円オーバークラス第2位:ランボルギーニウルス
こちらはアヴェンタドールやウラカンとははっきり違いつつ、いかにもランボルギーニらしい、笑っちゃうほど迫力満点のクーペSUVに仕上がっている。
本家スーパースポーツモデルの直線基調をそのまま生かしつつ、フロントフェイスのイナズマみたいなデコレーションが実に効果的に迫力を演出し、それだけで「タダモノではない!」というオーラを感じさせる。
リアスタイルはC-HRに通じる機動戦士的な香りがある。全体にアニメチックなクーペSUVの傑作といえるでしょう。
700万円オーバークラス第1位:レンジローバーヴェラール
レンジローバー系のSUVは、どれもこれも呆れるほど美しいが、同じテイストが10年以上続いているので、新鮮さを感じなくなっている。もはや美しいのはアタリマエ、美しさに飽きて鈍感になっちゃいました! なのである。
しかしそれでもやっぱり、レンジローバーのSUVはすさまじく美しい。で、レンジローバーのクーペSUVのなかでどれが一番かというと、レンジローバースポーツやイヴォークよりもヴェラールだ。これが現時点で世界一美しいクーペSUVではないだろうか!?
ヴェラールは、レンジローバーをちょっとスポーティにしただけなんだけど、その「ちょっと」がものすごく美しい。
ほんの少し尻下がりのルーフラインと、ほんの少し尻上がりのウエストライン、ピュッと跳ね上がったテール下側のライン。
この組み合わせだけで猛烈に美しい。その結果、かなり後ろに寄っているように見えるキャビンの配置がまたウットリするほど美しい。
決して目を剥かせるようなデザインじゃないけれど、見れば見るほど本質的な美しさが際立つ。
その割に価格は最安700万円台~最高は1700万円超えてるけど、意外とリーズナブル(もちろん高いですが)な点も好感が持てる。
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