■渡辺陽一郎が5年後に欲しいクルマ
5年待って中古車を買うなら、相当に憧れの強い車種になる。筆頭はメルセデスベンツS400dだ。
20インチタイヤのスポーツリミテッドしか選べないのは残念だが(趣味悪いぞ!)、3Lクリーンディーゼルターボは動力性能が高く、加速も滑らかで、燃費効率も優れている。
走行安定性や安全装備も上質だから、5年後でも古さを感じないだろう。
S400dの現在の価格は1215万円だ。現時点の中古車価格を見ると、5年落ちのSクラスは、新車価格の45~50%で販売されている。
もう少し安く、程度のいいS400dを新車価格の40%少々に相当する500万円前後で買えると嬉しい。
次点はBMW・M340i xドライブだ。直6、3Lターボは、最高出力が387ps、最大トルクは51kgmの余裕があり、なおかつ車両との一体感を伴った運転感覚を味わえる。
新車価格は987万円。走行距離が1000kmの2020年式中古車が750万円前後で売られている。5年落ちなら400万円くらいで購入したい。
■鈴木直也が5年後に欲しいクルマ
今は手が出ないけど、中古で安くなったら欲しい! というクルマ。ぼくのハートを捉えたのはホンダeだ。
何が気に入ったかというと、まずはそのデザインだね。
小難しい理屈をこねた“意識高い系”デザインが多い中、そのスタイリングはシンプルかつクリーン。しかも、可愛い系の外観とは裏腹に、各部の上質感はタダ者ではなく、クオリティ面でも所有欲を刺激する魅力がある。
機能面で「いまどきのEVで航続距離200km?」という批判があるのは承知しているが、近所のおつかい中心のセカンドカーとして想定しているから、ぼくにとってそんな欠点はどーでもいい。
3年落ちで300万円を割るくらいになったら、本気で所有欲をソソられるね。
もう一台、安くなったら欲しいのがBMW M2だけど、理想を言えばホンダeとの2台態勢。いやー、次のクルマ選びが楽しくなってきたなー。
■編集部マツナガが5年後に欲しいクルマ
5年後もまだ30代。自分の能力を考えると出世も昇給も期待はすべきでない。買い物は計画的にしなければいけないということで、選んだのはシビックタイプRだ。
本当はリミテッドエディションを今すぐ手に入れたいのだが、5年後に現行モデルの最終型を狙う。個人的に最も運転しやすく、走りも楽しいMT車がこのシビックタイプR。
長いカーライフ、2~3年はコレに乗る期間があってもいい……というか今すぐ欲しい増車したい。
正直、値下がり幅は輸入車と比べても少ないだろうが、走行距離3万km以内の個体を300万円程度で買えたら万々歳だ。
シビックタイプRのことだ、走行距離を少なくしつつメンテナンスを怠らなければ、7年~9年後もほぼ同価格で売却できるだろう(ただの願望)。プレミアがつく可能性だってある(ただの願望)。コレはもはや買うしかない!
次点はGRヤリス。こちらも中古価格は高いだろうが、売却の際も高く売れそう。走りは楽しいに決まってるだろうし、ぜひ欲しい。
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