■居住性&乗り心地重視派なら
(選者/渡辺陽一郎)
最も居住性と乗り心地が快適なのはN-BOXだ。インパネなど内装の質が高く、シートの座り心地も優れている。特に前席は座面が柔軟でボリューム感があり、この座り心地は乗り心地も向上させている。
エンジンノイズも小さく、小型車のユーザーも「これで充分、いやこれが欲しい!」と納得する。
2位はソリオハイブリッドMZだ。全幅はジムニーシエラよりも狭いので、混雑した街中でも運転しやすい。そのわりに乗り心地が快適で、後席もかなり広い。
■コストパフォーマンスにこだわりありのあなたには?
(選者/国沢光宏)
やはり安価であっても安全装備は必要。命の価値に違いなどないですから。といった観点からすれば新しい世代のクルマほどよい。
同時にコストパフォーマンスまで追求すると、こらもうフィットしかありません! このクラスじゃ圧倒的に広いキャビンスペースを実現してます。
次点にルークスを挙げておく。本当の意味での日本のベーシックカーだと思う。キャビンスペース広く価格もリーズナブル。そのうえでクラスTOPの安全性能も持ってます。
■趣味のアウトドア遊びに便利なクルマは?
(選者/国沢光宏)
189万6000円で安全装備満載のヤリスクロスしかありません!
価格帯が低くなってくると安全性で厳しいモデルも急増する。ジムニーを紹介しないのは、自動ブレーキや衝突安全性など安全面で推奨できないためです。ヤリスクロスならベースモデルが欧州基準。安心して推奨できる。
ヤリスクロスじゃ狭い、というのならフィットのクロスターなどいかがだろうか。リアシート広いしラゲッジスペースも2クラス上のクルマと比べたって負けていない。
■ほとんどチョイ乗りだけどクルマが欲しい!
(選者/国沢光宏)
もし知人や友人からこの質問を受けたら、迷うことなくルークスを薦めておく。
約141万円で日本車最高レベルの自動ブレーキをはじめ安全装備すべて標準。さらにオートエアコンやスマートキー、アルミホイールまで付いているのだから驚く。なんでもっと売れないのか不思議なほど。
次点にデザインが好みかどうか不明ながら、ルークスにホンの少し負けるものの優れた安全装備を持ちながら136万4000円で買えるN-WGNなど、いかがだろうか。
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