■わりと頻繁に3列目シートを使います
(選者/渡辺陽一郎)
標準ボディが5ナンバーサイズに収まるミドルサイズミニバンのなかで、3列目の居住性が最も快適な車種はセレナだ。
XVなど3列目にスライド機能を備えたグレードなら、足元空間が広く多人数の乗車も快適だ。3列目は座面の奥ゆき寸法がライバル車よりも30~40mm長く、座り心地もいい。
2位はヴォクシーZS。ヴォクシー系3姉妹車の3列目は、座面の奥ゆきがセレナより短いが、床と座面の間隔に余裕があって着座姿勢はいい。座り心地も適度に柔軟だ。
■とにかく運転しやすいクルマが欲しい
(選者/渡辺陽一郎)
200万円台は車種の選択範囲も広がるが、運転のしやすさを重視するなら、視界のいいコンパクトな車種だ。最も推奨されるのはノートe-POWER X。
5ナンバーサイズの直線的なボディは、四隅の位置もわかりやすい。最小回転半径も5.2mで運転しやすい。アクセルペダルだけで速度を調節できる運転感覚も、慣れると扱いやすい。
2位はヤリスクロスハイブリッドZ。全幅は少しワイドな3ナンバー車だが、直線基調のボディは視界も優れ運転しやすい。
■クルマは居住性&乗り心地重視派です
(選者/渡辺陽一郎)
この価格帯で居住性と乗り心地を重視するなら、最も推奨度の高い車種はインプレッサスポーツだ。
3ナンバーサイズの国産ハッチバックでは、後席が最も広い。乗り心地も優れ、4名が快適に移動できる。内装もデザインは平凡ながら作り込みは上質で、満足感はLサイズセダンに近い。
2位はヴェゼルだ。ボディはコンパクトだが、燃料タンクを前席の下に設置して後席と荷室を広く確保した。乗り心地は低速域で少し硬いが、発売当初に比べると快適になった。
■コストパフォーマンスにこだわります
(選者/国沢光宏)
コストパフォーマンスという点でクルマ選びをするならXVでしょう。もっといえば、よくこの価格で売れると驚くレベル。
悪路も走れる本格的な4WDだしシャシー性能は欧州車に負けないくらい高い。事故回避能力が極めて高いアイサイト3を標準装備して歩行者エアバッグまで付く。このクルマ、難点は燃費が伸び悩むことだけ。サンデードライバーなどで走行距離短いなら100点だと思う。
2位は同じスバルのインプレッサG4。特徴はXVと同じです。
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