■寒い暑いはコリゴリ! 車中泊をより快適にするグッズ
寝床は整ったが、これからどんどん寒くなってくる。クルマは家のような断熱材が入っていないので、冷暖房ができる器具があると便利だぞ。
●暖房器具編
ここまでは、安眠をサポートする車中泊グッズを紹介してきたが、ここからは車中泊ライフをより快適にするグッズを紹介しよう。まず、これからの季節で押さえておきたい暖房器具からスタート!
手軽な暖房器具としてお薦めしたいのがエレコムの「ECLEAR warm」シリーズ。USB電源で温かくなるブランケット&フットウォーマーなどは、家庭やオフィスだけではなく、車中泊やアウトドアでも使いたい。
どちらもUSBから電源を供給するタイプで、モバイルバッテリーさえあれば場所を選ばず使用可能だ。
そして暖房器具の最終兵器がFFヒーターだ。エンジン停止中でも使用できる燃焼式のヒーターで、一番有名なメーカーがドイツのベバスト社。
最新機種「Air Top2000STC」を取り付ける場合、工賃も含めて30万円近い導入費用になるが、快適性とステータスを考えれば安い?
●冷房器具編
暖房器具の次は冷房器具。真夏の車内は熱くて寝られないし、窓を開けると虫が入ってきて安眠どころではない。かといってエンジンをつけっぱなしにするのはマナー的にNG。
そこでクルマに取付可能なポータブルクーラーを用意してみてはどうだろう? AC電源付きのキャンプサイトであれば、自宅のようにクーラーが使用可能だ。
●ポータブル電源編
車中泊の際にスマホの充電やパソコンで作業したい時もあるだろう。そんな時に1台持っておきたいのがポータブル電源だ。
キャンパーに人気なのはスアオキのポータブル電源S370! 軽量ながらiPhoneXを25回充電可能という大容量で出力ポートも充実している。
バッテリーがなくなることが不安なら、ソーラーパネルの設置もアリだ。太陽工房のソーラーバッテリーは大出力で設置も簡単だ。
■寝る以外も楽しみたい! 車中泊の「食」グッズ
キャンプ場で車中泊をするのなら、食事も作りたい……ということで、最後に紹介するのは、あると便利な食グッズたちだ。
●電子レンジ編
アウトドアといえば、焚き火やガスバーナーでの調理が定番。しかし、クルマの中では火事や一酸化炭素中毒の危険性も!? でもポータブル電子レンジならそんな危険もなし!
コイズミのポータブル電子レンジは、シガーソケットやバッテリー直結で利用できる車中泊向け電子レンジだ。
●冷蔵庫編
アウトドアの醍醐味と言えば、美味しいキャンプ飯とお酒という人も多いのでは?
そんな食材やドリンクを常に冷やしておけるアイテムがポータブルタイプの冷蔵庫だ。クーラーボックスのように保冷剤を入れる必要もないので手間もかからず、ビールもキンキンに冷やしておけるぞ!
●チェア&テーブル編
車中泊といってもずっとクルマの中に引きこもっているわけじゃない! そこでチェア&テーブルくらいは用意しておきたい。ただ、荷物はあまり増やしたくないというのが本音だろう。
そこでお薦めなのがヘリノックスのチェア&テーブルと、キャプテンスタッグのローテーブルだ。
どちらもキャンパーの大定番アイテムだが、ポイントはコンパクトさ! どちらも小さく折り畳めるので邪魔にならないところがグッド!
またキャプテンスタッグのローテーブルは、コンパクトかつ低く設計されているので、車内でパソコン作業をする時のテーブルにしたり、食事やコーヒーを置く場所に使ったりしやすいぞ!
●調理器具編
最後にアウトドアには欠かせない調理器具も紹介しておこう。
コンパクトな調理器具として、キャプテンスタッグの「オーリック小型ガスバーナー&クッカーセット」と、大人気アウトドア調理器具「メスティン」を用意しておけば、ご飯を炊いたり、ラーメンを茹でたりといった簡単な料理が可能だ。
特にメスティンは、専門のレシピブックが出るほどの人気商品で、見た目は昔ながらの飯盒のようなデザインだが、いろんな料理を作れるのでお薦め!
ひとつだけ注意点としては、ガスバーナーを使う時は車外で使うこと! 車内で調理すると火事や一酸化炭素中毒の危険性があるぞ。
【番外コラム1/2】タープがあれば車中泊がより捗る!
車中泊を快適にするアイテムとして、クルマにドッキングするタイプのタープもぜひお薦めしたい!
車内空間のみだと狭く、寝るだけになってしまうし、車内で食事をすれば臭いもこもってしまう。そんな時にはタープを有効活用しよう。
お薦めは、テントメーカーとして絶大な人気を誇る小川キャンパルの「カーサイド タープAL」。クルマのルーフやリアゲートに接続するタイプで、タープ部分をリビンク空間として活用できる。
また、車内では一酸化炭素中毒の恐れもあるのでガスが使えないが、タープを利用すれば雨や夜露を避けながらキャンプ飯も楽しめるぞ!
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