排ガス規制をクリアできず、2002年、S15型を最後にこの世から姿を消した日産「シルビア」。「コンパクトでカッコいいFRクーペ」といえば、真っ先に浮かぶのがこのクルマ、というかたも多いだろう。今でも、30代から40代のクルマ好きや、海外のスポーツカーファンの間で、シルビアの人気は高い。
中古車オークションでの取引価格も、年々高まっており、走行距離が少ないスペックRのグレード車は、おそらくあと数年のうちに、500万円近い価格にまで昇っていくことだろう。
スバルが2代目となる「BRZ」を先行公開した昨年11月には、クルマ系メディアの紙面やWEB媒体には次期型シルビアの予想CGが登場し、「次こそは、シルビアの後継車(小型FR)が出るのでは!?」と、話題になった。
(編集部註/かくいう当サイトも、わずかに伝わってくる情報に願望を込めて「シルビア復活か!!?」という記事を何度かお届けしております。ち、違うんだ、そのように報じる場合は、本当にわずかですが、開発情報は伝わっていたんです!! …わずか……ですが……)
このように、度々「復活を期待!!」と話題になるシルビアだが、そもそも、ここまで復活を熱望されるほど、名車だったのだろうか。
文:吉川賢一
写真:NISSAN
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