NetflixシリーズSFアニメ『Tokyo Override』登場バイクをヤマハがデザイン！実物大コンセプトも制作

2024年11月26日 / バイクコメントする

NetflixシリーズSFアニメ『Tokyo Override』登場バイクをヤマハがデザイン！実物大コンセプトも制作

　2024年11月21日（木）より配信されている、Netflixの新作オリジナルアニメ『Tokyo Override（トウキョウオーバーライド）』。100年後の東京を舞台としたポップ・ノワールな作品で、バイクが大きなテーマとなっている。作中で活躍するマシンは、ヤマハ、ホンダの制作協力による、リアリティと迫力のある描写に注目だ。ヤマハは実車演出に協力したほか、オリジナルマシンのデザインも担当。未来のバイクの姿を具現化した。

オリジナルレースマシン「Y/AI」は「人機官能」スタイル

　ヤマハは作中に登場するスーパースポーツ「YZF-R1」やロードスポーツ「VMAX」の立体・画像データの提供や音収録に協力し、作中のリアリティある描写を裏付け。Netflixから登場するバイクの使用許諾・選定依頼があったことがきっかけだったという。

　ライダー以外も目にするアニメ作品への協力は、「多くの方にバイクの世界へ関心を持ってもらいたい」との思いから。アニメ内に登場する100年後の世界の構築やモビリティの提案、オリジナルレースマシンの「Y/AI（ワイエーアイ）」デザインなどを行い、ビジュアル面および映像サウンドの監修にも協力している。

　このオリジナルマシン「Y/AI」、スタイルはヤマハが以前から提唱するコンセプト「人機官能」に基づく「モトロイド」シリーズにも似ているが、さらに洗練されたスポーティーなシルエットが特徴的だ。さらにこのマシンは実物大コンセプトモデルが制作され、11月下旬からタイ・バンコクで開催される「モーターエキスポ2024」に出展予定となる。

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Y/AI（ヤマハ）『Tokyo Override』登場のオリジナルレースマシン。

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作中ではY/AIを含め、実在マシンも激しい走行シーンを見せてくれる。

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スタイルはヤマハの提唱する「人機官能」コンセプトに近しいものだ。

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作品公開に合わせ、実車の展示も11/21から渋谷モディにて開催される。

Tokyo Overrideとは

　「Tokyo Override」はAIが暮らしに溶け込み、都市生活の全てが自動化された100年後の東京が舞台。表向きは「理想的な社会」であるはずの街に潜む巨悪の存在を、はみ出しものの主人公たちが暴いていく新感覚アニメーションシリーズだ。主人公は孤独なティーンエイジャー・ハッカーのカイ。唯一の友人からの危ない頼みごとを引き受けてしまったことで、思わぬトラブルに見舞われていく――そんな彼女の前に、全自動の乗り物しかないこの世界では絶滅寸前とも言えるオートバイを乗りこなす、はみ出し者集団が現れる。カイと彼らは突如起きた死亡事故の調査を通じて、ユートピアと思われた東京の衝撃の裏側を目撃していくことに…。アニメファンのみならず、バイクファンも見逃せない注目作だ。