ジンクス:海外生産車は売れない
平成以降海外生産の輸入車となる日本車は珍しくない。現行日産マーチ、現行三菱ミラージュ、現行スズキバレーノ、トヨタキャバリエ、トヨタヴォルツ、ホンダエレメント、フィットアリア、トヨタアベンシスなどなど、成功しなかった例は山ほどある。
■そのジンクスを打ち破ったクルマ→初代、2代目アコードワゴン
しかし、海外生産の日本車の成功例も少ないながらあり、具体的なモデルとしては北米生産の初代(1991年)と2代目(1994年)のアコードワゴン、アコードクーペ(1988年)、最近ではハイラックス(タイ生産)、キックス(タイ生産)、シビックタイプR(英国工場生産)が思い浮かぶ。
海外生産の日本車の失敗例と成功例の違いは単純で、失敗例はクオリティが低い、価格が高い、日本や時代にコンセプトが合わなかった、成功例は合格点に達する性能やクオリティを持ち、魅力あるクルマだったというだけである。
つまり日本メーカー製で総合的な商品力に問題がなければ、生産国は関係ないということだ。
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