バックドアとは別に、バックドアのガラスのみが独立して開く「ガラスハッチ」。ひと昔前は、クロカンからステーションワゴン、クーペまで、このガラスハッチを装備していたクルマは多くあったが、現行モデルでの採用は少なくなっている。
ガラスハッチは、バックドアを開かずとも荷物の出し入れが可能なため、大きなバックドアを開くことのできない狭い場所で便利だ。また、キャンプへ行くときなどたくさんの荷物を積み込むと、バックドアを開けた際、荷崩れしてしまうことがあるが、ガラスハッチだけをあけることで、荷崩れを防ぐことができる、という利点もあり、アウトドアがブームとなっていた90年代に積極的に採用されていた装備だ。
アウトドアブームが再燃しているいま、このガラスハッチも再び見直されていい装備ではないだろうか!?
そこで今回は、ガラスハッチを備える、レアな現行車をご紹介するとともに、懐かしのガラスハッチ装備車もご紹介。使い慣れると、想像以上に使い勝手はいい装備だ。
文:吉川賢一
写真:TOYOTA、NISSAN、Citroen、BMW、SUZUKI、ベストカー編集部
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