■個性派の金字塔車
スーパーハイトワゴンとトールワゴンは珍しくないが、そのうえをいく個性派の軽自動車がダイハツのウェイクだ。それまでのどのカテゴリーにも属さない新種で、全高はクラストップの1835mmを誇った。
遠くにある水平基調のインパネを通して見える景色は、ほかの軽自動車と大きく違う。マイクロバスを運転しているような奇妙な感覚だが、ターボ車はなかなか速い。
ラゲッジルームも広大で、荷室を上下に分けて使える2段調節式のデッキボードも重宝する。今はやりの車中泊にもバッチリ。キャビンと荷室が広いから、ワゴンに加え、商用のバンが登場したのも納得。
(選定:片岡英明)
■世界に影響を与えた金字塔車
リーフが出てくるまで電気自動車がこれほど普及するとは誰も思っていなかった(日本市場について言えばi-MiEVとセットで考えるべきですね)。
リチウムイオン電池の量産化、もの凄くハードル高かったですから。
いずれにしろi-MiEVとリーフを見てバックマーカーも突如やる気を出したのは間違いないこと。
エベレストも初登頂まで「登れない」と言われてきたが、登ったチーム出るや我も我もとチャレンジを始め、やがて無酸素や冬期に登る人まで出てきた。
電気自動車も遠からず急速に普及していくことだろう。リーフは電気自動車初の世界戦略車種です。
(選定:国沢光宏)
コメント
コメントの使い方