【スバル、MINI、フィアット…】 思わず二度見してほしい ざんねんなクルマたち

■じつはアウトドア派には高評価だった

 本企画でもトップクラスのざんねん賞を差し上げたい、GMのブランド・ポンティアックのSUV「アズテック」。イギリス紙の読者アンケートで「醜いクルマNo.1」に選出されたこともある(ちなみに2位は先述のムルティプラだった)。2000年登場、2005年退場。ただオーナーの評価は高かったようだ。

■あれ…? これベンツEクラス…?(ちがいます)

 丸目4灯・センターグリル。一見すると1995年に誕生したベンツEクラスそっくりだが、こちらは韓国キアの「オピラス」。2003年登場で基本エンジンは2.7L。どうなんだこのカタチ! ざんねんなり。

■アイディアが斬新すぎて失敗!

 アメリカで生産され2003年から日本に輸入されたホンダの「エレメント」。だだっ広い室内が特徴だったが使い方を提案しなかったためか2年で国内販売終了。エンジンは2.4L、ベースはCR-V。売り方がざんねんだった一台かもしれない。

■「Kawaii!」をアピールして販売低迷

 英国フォードが開発し、1999年から日本でも販売された「Ka」。かわいらしさをアピールしたものの、逆にそのデザインが仇となったか2年で国内販売から撤退。価格は150万円ほどだった。CMなどのキャッチコピーは「乗れたらエライ」。なにを思ってつけたコピーなのかは企画担当、考えません。

■セリ…セリカ?

 2000年に登場したヒュンダイ「ティブロン」。その顔つきが6代目セリカにあまりにも似ていたため、ざんねんなクルマとなってしまった。140馬力の2L直4エンジン搭載で、FFだった。

■MINIすぎた?

 2011年、5番目のMINIとしての東京モーターショーでデビューした2人乗りの「MINIクーペ」。フロントウィンドウも傾斜しており室内もミニマム。4年後ざんねんに消滅。

 いろいろ見てきました、ざんねんなクルマたち。ほかにもご紹介したくてうずうずしておりますが、今回はこれにて終了。ぱっと見だと違和感があるけれど、見慣れてくるとクセになる、そんなクルマたちでした。こうした個性的なクルマがたくさん出てくるクルマ界に幸あれ!

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

ベストカー12.26号 価格590円 (税込み)  あの「ジャパンモビリティショー2025…