■新型レクサスRZの価格はどうなるのか?
新型RZの価格はいくらくらいになるのだろうか? トヨタのBEV、bZ4Xの価格は英国トヨタが2021年12月に、全6グレード、646万~794万円(1ポンド154円換算)と発表しているが、日本で予約販売が開始されている日産アリアのエントリーモデル(2WD)が539万円ということを考えると、この英国価格よりも下がる可能性はある。
トヨタbZ4Xが600万円前後のスタートとすれば、レクサスRZは800万円ほどのスタート価格になるのではないだろうか。
■レクサスRZはどんな走り?
新型レクサスRZはどんな走りをみせるのか? それはレクサスインターナショナル佐藤恒治プレジデントと豊田章男社長が、愛知県豊田市と岡崎市に跨る山間部に作られた下山テストコースで、レクサスRZプロトタイプを試乗した動画を見るとその一端が垣間見える。
豊田章男社長:四輪の接地感みたいなものは感じるけれど、ちょっと重いよね、アクセル踏んだらどうなるの?
佐藤恒治プレジデント:踏んでみてください!
豊田章男社長:ええ~、なにこれ、別世界!
2人とも「おおお~」と声をあげる。
豊田章男社長:マスタードライバーとして乗っててね、いつまでも乗っていたいクルマ。環境にもいいよ。だけど、楽しいんだよ、乗ってよ、っていうクルマをぜひ、レクサスのニューチャプターでZというブランドでね、やって欲しいですね」
2022年12月14日の「バッテリーEVに関する説明会」では佐藤恒治プレジデントは、レクサスがトヨタのなかでBEVをリードしていき、先進技術をレクサスがフロントランナーとしてやっていく、ワクワクドキドキするBEVを作っていきたいとコメントしている。
また次のステージとして、「加速タイムは2秒前半、航続距離700kmオーバー、全個体電池の搭載を視野に、ハイパフォーマンスバッテリーEVの実現を目指します」と触れており、その目標は、会場に展示されたレクサスエレクトリファイドスポーツやエレクトリファイドセダン、エレクトリファイドSUVのいずれかで実現するかもしれない。
新型RZ含め今後登場するレクサスのBEVは、ワクワクドキドキするBEVになる、と期待してよさそうだ。
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