名作映画「幸福の黄色いハンカチ」(山田洋次監督)からもわかる通り、黄色(イエロー)は幸せを象徴する色と言われています。翻って、クルマの世界ではどうでしょうか? 著者の思い入れだけで幸せの黄色いクルマ選びました!!
文/ABT werke、写真/マツダ、トヨタ、日産、ダイハツ
運転の楽しさで人を幸せにするスイスポ
スイフトスポーツ(スイスポ)は、ひときわ黄色が似合う国産車です。スイスポの黄色は初代から設定されている伝統的なカラーで、スイスポに不可欠な色です。1.4リッターターボを搭載する現行スイスポ(ZC33型)の痛快無比な走りは、操る者を幸せな気持ちにしてくれます。そのキャラクターを体現するのが黄色。スイスポ専用色というのもポイントです。
存在だけで幸せオーラを放つRX-7
3代目RX-7(FD3S型)はデビュー当初、赤の印象が強かったモデル。しかし、マンガ「頭文字D」に黄色のRX-7が登場してからは、FD3S=黄色のイメージが強まっていったと思います。最後の2ローターターボエンジン、国産車離れしたスタイリングなど、すでにその存在は国宝級。所有しているだけでなく、見ている人も幸せな気持ちになれるクルマです。
夫婦で乗れば幸せMAXの初代コペン
欧州車で黄色が似合うクルマは? と聞かれれば、VWのビートルやフィアット500を想像する人は多いと思います。黄色いクルマの成功パターンのひとつは「丸くてちっちゃいクルマ」です。
そのイメージが最もはまった国産車がダイハツの初代コペンです。丸目2灯の愛嬌のあるフロントマスクは老若男女に受け入れられ、今でも高い人気を誇っています。黄色のコペンに老夫婦が乗り込み、ルーフを開けて旅に出かければ幸せオーラ全開。それを見ているこちらまで幸せな気持ちになります。
アクティブライフで家族の幸せを実感できるFJクルーザー
黄色のSUVと聞くと、どうしても道路パトロールのイメージが強くなってしまうのですが、それを払拭したのがトヨタのFJクルーザーではないでしょうか。
FJクルーザーは、初代のFJ型ランドクルーザーを意識したネオレトロスタイルのSUV。クロカンの無骨さとホビーの親しみやすさをミックスした唯一無二のデザインが特徴で、黄色とのマッチングが抜群です。そんなFJクルーザーを駆り、家族で週末アウトドアを楽しんでいるファミリーも多いと思います。FJクルーザーの黄色は、幸せを表す色なのです。
コメント
コメントの使い方新型プリウスのマスタードはZにも近いですよね。あとジムニーのキネティックイエローももはや安全色と言うモチーフを超えています。ハスラーのイエロー×ベージュもかわいいですし、パッソモーダ/ブーンシルクなどにあるレモンスカッシュもキュートですね。