■1940~1950年代のウッディワゴンを彷彿させるアリアサーフワゴンコンセプト
アメ車ファンなら「おお~、まるで1940年代にアメリカで大ヒットしたウッディワゴンじゃないか!」と叫ぶに違いない(?)。
このアリアサーフワゴンコンセプトは、先に紹介したサニーリーフプロジェクトとともに、サウスカロライナ州グリーンビルのトミーパイクカスタムと米国日産がコラボして出展したもの。
残念ながらウッディ模様は、本物のウッドではなく、ラッピングだが木枠部分も本物のそれらしく仕上げている。ホワイトリボンタイヤに薄いブルーのアルミホイールと、NISSANマークが入ったセンターのクロームメッキも、なかなかの佇まいだ。ルーフにはホイールに合せたブルーのサーフボードが積まれている。EVのアリアにウッディワゴン風カスタムとはやるじゃないか!
■800hpのNISMOアクセソライズドZコンセプト
このアクセソライズドZコンセプトは、NISMO純正アクセサリーパーツでカスタマイズしたもので見るからに速そう。ベースカラーの白に赤、黒のグラフィックカラーがあしらわれ、Mobil1や赤いペガサスのロゴが入ったエクステリアカラーで仕上げられている。
搭載されるエンジンはNISMOコールドエアインテークで吸気効率が高められ、57.2mmのテールパイプを備えたステンレス製のNISMOトラックエキゾーストによって背圧を低減。これらのチューニングによって3L、V6ツインターボエンジンは800hpの最高出力と1017Nmの最大トルクを誇る。
足回りは、NISMOが開発した、ツインチューブの車高調サスペンションキットを装着。足元は19インチのNISMO LM-RS1にBS製RE71RS(フロント255/40R19、リア285/35R19)のほか、フロント6ピストン/リア4ピストンをキメている。
■1300hpまでスープアップされたR35GT-RのVR35DETTエンジンを積む2023フォーミュラドリフトZ
ドリフトファン待望の新型Zベースのドリフトマシンがこの2023フォーミュラドリフトZ。
このZは、Forsberg Racingがドリフト用に開発したもので、心臓部はなんと1300hpまで高められたR35GT-R用のVR38DETT型3.8リッターツインターボエンジン! 今後、Chris Forsberg選手が2023フォーミュラドリフトでパフォーマンスを繰り広げてくれるだろう。乞うご期待!
■フロンティアベースの2台のピックアップコンセプト
締めは、日産のミドルクラスのピックアップトラック、フロンティアをベースにした2台のピックアップコンセプト。
まずはNISMO オフロード フロンティアV8コンセプト。タイタンV8のほか、ワイドボディコンバージョン、専用のサスペンションなどさまざまなNISMO製オフロードパーツによってフロンティアをさらに魅力的なものにしている。
もう1台はフロンティア ストリートトラック プロジェクト。日産の愛好家でありインフルエンサーでもあるクリスティーナ・ロキが製作。
ブラックアウトしたフロントマスクに加え、グラフィックカラーにオーバーフェンダー、ブラックホイールが装着されている。ローダウンされた雰囲気は、まるで1990年代のミニトラッキンブームを思い起こさせる。
いかがだったでしょうか? 彼の地ではショップや愛好家とメーカー(日産)がコラボしてSEMAショーに出展するという、羨ましい流れ。ぜひ日本でもお願いします!
【画像ギャラリー】ハコスカ顔のBREカラーのサニトラ、アリアベースのサーフワゴン! 800馬力、1300馬力の新型Zの写真をチェック!(17枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方