■もうリトラクタブルはできないのか?
リトラ車が消滅してから20年。もう復活はないのか? 自動車メーカーがリトラ車を生産することはないかもしれない。ただし、希望はある。
希望の1つはミツオカが発売したロックスターだ。C2コルベットをモチーフに、フロント回りは一見リトラクタブルヘッドライトに見えるが、実はバンパー部分にLEDヘッドライトを装着されていて疑似リトラ車になっているのだ。こうした手法で、リトラ車っぽくできるのだ。
そしてもう1つ希望はマツダだ。マツダといえば、リトラ車が好きなメーカーだ。それは、コンセプトカーのRX-VISION、2022年11月に突如公開したビジョンスタディモデルを見ればわかる。
両車ともに、半開きのセミリトラブルヘッドライトであるが、これをあえて採用するのは、RX-7の後継車として、つまりロータリーエンジンを搭載するスポーツカーと主張したいのだ、と推察する。
最新のLEDを使えば、セミではなくフルの、衝突安全性にも考慮したコンパクトなリトラクタブルヘッドライトになってほしいとは思うが、このビジョンスタディモデルはセミでも十分カッコいい! マツダさん、ぜひセミでもいいのでリトラを復活してください! お願いします!
【画像ギャラリー】もう見納め!? こんなにあったリトラクタブルヘッドライト車の写真をチェック!(20枚)画像ギャラリー
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