スズキ ダイハツ トヨタ3社共同開発の商用軽EV突如発表! 激戦区となりそうな軽商用EV市場の行方

■商用EVはミニキャブ・ミーブが先行

2022年11月24日に発売された三菱 ミニキャブ・ミーブ。価格は2シーターが243万1000円~、4シーターが245万3000円。10.5kwh仕様やミニキャブ・ミーブトラックの再販売はなし
2022年11月24日に発売された三菱 ミニキャブ・ミーブ。価格は2シーターが243万1000円~、4シーターが245万3000円。10.5kwh仕様やミニキャブ・ミーブトラックの再販売はなし

 商用軽EVといえば、三菱のミニキャブ・ミーブが先行している。2022年11月24日に再販売が開始されたミニキャブ・ミーブに搭載される駆動用バッテリーはリチウムイオン電池で、総電力量が16kWh、一充電あたりの航続距離はWLTCモードで133km(JC08モードは150km)、モーターの出力は41ps/196Nm(20.0kgm)となっている。

 EVというと、床下にバッテリーが配置されるため、荷室容量が犠牲になっているのでは思ってしまうが、ミニキャブ・ミーブは航続距離と荷室容量のバランスを考えて荷室容量の減少を最小限に抑えており、ガソリン車の軽バンと同等の大容量荷室を確保。

 価格は従来モデルからの価格が据え置きで、ハイルーフ2シーターが243万1000円、ハイルーフ4シーターが245万3000円。月販目標台数は400台。

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