バズるクルマとは? いま買っておくと爆上がりの可能性のあるクルマ3選

バズるクルマとは? いま買っておくと爆上がりの可能性のあるクルマ3選

■爆上がりが望めそうなクルマ2/フェアレディZ NISMO

Z NISMOは9速ATモデルのみの設定で価格は920万400円
Z NISMOは9速ATモデルのみの設定で価格は920万400円

 猫も杓子も爆上がりしてしまったネオクラシック車。FD3SのRX-7に至っては最後の限定車のスピリットRタイプAのワンオーナー車は約1700万円。そのクルマを除いても今やFD3Sの程度がいいものは約700万~1000万円級のクルマばかりになってしまった。

 R32GT-R、R34GT-R然り、インテRやシビックR然り、いまや90年代から2002年までにネオクラシックスポーツカー&スペシャルティは高くなりすぎてお手上げ状態だ。そんな人たちが、せめて新車のスポーツカーなら無理してでも買えるかもしれないと一縷の望みが、新型フェアレディZのMT車だった。

 しかし、とっくの昔、昨夏に受注停止になってしまったフェアレディZ。東京のディーラーでは抽選販売を行って話題になったことも記憶に新しい。そのほかの地区ですでにオーダーした方は、自分のZはいつ来るんだろうと不安に思っているのではないだろうか。

 そんななか、日産は8月1日、一部仕様を向上した2024年モデルとともに、新たにフェアレディZ NISMOを新たに追加した。9速ATモデルのみの設定で価格は920万400円。

 リリースの価格表の下に書かれている文面を見て驚いた。「フェアレディZ NISMO」の販売方法については、当面の間「フェアレディZ」を注文し長期間待っている顧客の中で、Z NISMOへの振替を希望する人へのみへの販売となることが書かれていたのだ。

 また生産台数に限りがあるため振替希望者が多数となった場合は抽選となる。納期長期化の解消目途が立ち次第、新規の注文受付を検討していくとしている。

 う~ん、すでにオーダーを入れている人のなかからZ NISMOへの振替希望の人のみ販売するとは、新規で買おうと思った人は買えないということ、悲しすぎる……。

 前述したとおり、240台のプロトスペックの中古車価格は下落しているので、このZ NISMOも発売後爆上がりするものの、半年後には値が下がっていくのではないかと予想する。

 Z NISMOよりも注目は10月下旬に発売される東京オートサロン2023に出展されたフェアレディZ Customized Edition」を再現できる日産純正アクセサリーパッケージ。

フェアレディ Z Customized Editionを再現できる、日産純正アクセサリーパッケージを10月下旬に発売。Z NISMOよりバズリそうだ
フェアレディ Z Customized Editionを再現できる、日産純正アクセサリーパッケージを10月下旬に発売。Z NISMOよりバズリそうだ

 フェアレディZのエンブレムが入ったフロントバンパー、グリル、カーボンリアスポイラーなどのエントリーパッケージと、専用デザインの19インチアルミホイールがエンブレム、フードデカール、ボディサイドステッカーで東京オートサロン2023出展車を再現できるフルパッケージの2種類をラインナップしている。

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