【あくなき追求で個性派世界一に】一度は座りたい個性的な日本車シート5選


助手席シート収納

 小さなクルマで困るのは収納スペース。特に軽自動車の場合は基本的に全長、全幅は軽規格いっぱいの状態だから、快適空間を増やせば、ラゲッジを含め収納スペースが狭くなる。これはコンパクトカーでも同じ。

 それゆえ、いろいろな場所にポケットエリアを設けたりすることで利便性を高めている。

 それはシートについても同じで、助手席シート下収納はシート下のスペースを活用することで収納スペースを増やすことができるという発想から生まれた。

ミライースの助手席シートも上から下までフル活用。これを貧乏臭いと感じるか、便利と感じるかは意見がわかれそうだが、使えるものはしっかり使う姿勢を評価

 座った時の快適性を確保しつつ、スペースを無駄なく使うのは日本らしい発想で好感が持てる。

 その助手席シート下収納の代名詞的存在となっているのがスズキワゴンRで、スズキではシートアンダーボックスと呼んで、いろいろな車種に拡大中。もちろん、スズキだけでなくダイハツもいろいろな車種で展開中。

 そんななか、軽自動車、コンパクトカーではないのに装備していたモデルもある。三菱グランディスだ。

 スズキ、ダイハツがシート下のスペースを活用しているのに対し、三菱は座面を持ち上げて収納するタイプを採用していたのが個性的かつ画期的だった。

グランディスに採用されたユースフルシートは名前のとおり使い勝手は無限大。シートは座るためだけのものではない、という発想がすばらしい

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 トヨタセンチュリーが先鞭をつけ、VIPカーの必須装備として世界中で採用されるようになっているマッサージ機能付きシートは、今では運転席を含むフロントシートまで採用されるようになっている。

 シート素材でいえば、ヘビーデューティに耐えるようにと採用されたエクストレイルをはじめとする撥水素材など、より快適に過ごせるような工夫が登場している。この先も新たなもアイデアが登場するはずだ。

 クルマのシートは座るためだけでなく、カーライフを楽しく豊かにするための重要なアイテムであることがわかる。