【F1】マクラーレン、ウィリアムズ……勝利から遠ざかる名門の最終優勝はいつ?

昨年ワークス復帰のルノーF1。前回撤退前の最終優勝は?

 さらに優勝から遠ざかっているのがルノーF1。ルノーは2005、2006年にチャンピオンを獲得。その後、2010年をもってワークスチームは撤退し、2011年以降は、エンジンサプライヤーとしてのみF1に関わっていた。

 しかし、2016年からふたたびワークスチームとしてF1に復帰。復帰初年度は、ランキング9位と苦しいシーズンを送った。

 そんなルノーの最終優勝は2008年の日本GP。この優勝は通算2回チャンピオンのフェルナンド・アロンソによるものだった。

 ルノーは現在、レッドブルにもエンジンを供給しているが、ワークスのルノーF1が優勝するためには、自らのエンジンを積む“強敵”を倒す必要がありそうだ。

2008年、雨の富士スピードウェイで開催されたF1日本GPで、ルノーのアロンソが優勝。今年はワークス復帰2年目となるルノーだが、久々の優勝はあるか!?
2008年、雨の富士スピードウェイで開催されたF1日本GPで、ルノーのアロンソが優勝。今年はワークス復帰2年目となるルノーだが、久々の優勝はあるか!?

■ルノー

  • 最終優勝:2008年Rd.16日本GP
  • 初参戦:1977年/チャンピオン回数:2回/優勝回数:35勝/最終コンストラクターズチャンピオン:2006年/2016年シリーズランキング:9位

アロンソにライコネン…元チャンピオンの最終優勝は?

 現時点でルノーに最後の優勝をもたらしたアロンソだが、実は彼自身も優勝から遠ざかっている。

 アロンソが最後に優勝したのは2013年スペインGP。フェラーリ在籍時にあげた勝利だ。

 そして、そのアロンソに代わってフェラーリに加入した元F1チャンピオン、キミ・ライコネンも同じく2013年のオーストラリアGPで優勝して以降未勝利。フェリペ・マッサに次いで優勝から遠ざかっているドライバーとなっている。

  • ■F.アロンソの最終優勝:2013年スペインGP(フェラーリ)
  • ■K.ライコネンの最終優勝:2013年オーストラリアGP(ロータス・ルノー)
  • ■F.マッサの最終優勝:2008年ブラジルGP(フェラーリ)

 ※マッサは、2017年シーズンのF1にエントリーするドライバーのなかで最も優勝から遠ざかっているドライバー

こちらはウィリアムズが最後に優勝した2012年スペインGPの表彰台。奇遇にもその顔ぶれはアロンソ、マルドナド、ライコネンと、優勝から遠ざかるチームに関係しているか、自身も優勝から遠ざかっているドライバーたちばかりだ
こちらはウィリアムズが最後に優勝した2012年スペインGPの表彰台。奇遇にもその顔ぶれはアロンソ、マルドナド、ライコネンと、優勝から遠ざかるチームに関係しているか、自身も優勝から遠ざかっているドライバーたちばかりだ

 カープの“25年ぶり優勝”のように、久々の名門チーム&ベテランドライバーの優勝となればファンにとっては堪らない瞬間。次の久々の優勝はいつ、どのチーム・ドライバーによってもたらされる?

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