移籍決定!! 佐藤琢磨インディ500優勝から4カ月 残した功績と来季への期待


琢磨が移籍するチームは期待できるのか?

 アンドレッティは2003年設立で通算57勝。対するレイホールは1992年発足だが、2009~2011年はフルシーズン出場を休止したこともあり通算25勝。

 この数字だけ見ればアンドレッティ残留が正解に思えるが、レイホールはこの3年ほどで急激に力を伸ばしており、さらなる実力アップが期待できる。

 彼らのドライバーであるグレアム・レイホールは2015年がランキング4位、2016年が同5位、2017年が同6位。2015年と2016年はホンダ勢の最上位だった。

 4台体制の強豪3チームに対抗し、1台体制でこれだけの成績を挙げたことは素晴らしいの一言だ。

 アンドレッティは今年かなりよくなったが、アレクサンダー・ロッシのランキング7位がトップで、琢磨が8位、ライアン・ハンター-レイが9位とレイホールのほうが上位だった。

佐藤琢磨 新旧所属チーム過去3年の成績

インディ500連覇、年間王座獲得へ。高まる期待

 レイホールのチームが2台をフルシーズンにエントリーさせることになったら、しかも、その2台目に乗るのが琢磨だとしたら、チームのさらなる躍進がなるだろう。

 プラクティス(練習走行)や予選で得られるデータ量は倍増し、琢磨のセッティング能力、フィードバック能力の高さがチームのさらなるレベルアップを促す。

 2018年に全員が新型エアロ装着マシン使用という点も、琢磨のF1などでのマシン開発の経験が活かされるチャンス。グレアム・レイホールと琢磨のコンビは高い戦闘力を発揮するに違いない。

 2018年の佐藤琢磨は、インディ500連覇、そしてシリーズチャンピオンと、大きな目標をふたつ掲げてシーズンを戦うことになる。

ふたたび日の丸を頂点に……。琢磨は更なる高みを目指し2018年の戦いに挑む

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