ラリージャパン2021がコロナ禍のあおりで中止とのニュースを受けたのが、まだ蒸し暑い残暑のころ。ラリーファンや選手たちは肩を落としていたが、運営やプロモーターサイドはまだあきらめていなかった。
『フォーラムエイト・セントラルラリー2021』の開催が告知され、WRC開催には及ばずとも、「ラリーの火を消さない」という目標に向けて各方面が一気呵成に歩調を合わせて動きだす。それから約2カ月の11月12~14日、愛知県・岐阜県をまたいでFIA(国際格式)での大型ラリーイベントが開催されるに至ったのだ。
いわゆる「代替イベント」でありながら、海外よりも法律や規制が厳しい日本において、これだけのイベントを成功させたのは、自治体や運営、そして何より多くのラリーファンの声であったということをぜひこの場でお伝えしたい!
文/写真:西尾タクト
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