まさに老若男女! VITAレーサーの顔ぶれは実にさまざま
鈴鹿でのワンメイクシリーズから始まったVITAレースだが、現在では国内7サーキットで開催されており、2022シーズンも2月の岡山から始まり、鈴鹿、もてぎ、オートポリス、富士、十勝、筑波を舞台に、6シリーズ全28戦が予定されている。基本的にはワンメイクのスプリントレースとなるのだが、サーキットによってはワンメイク・混走の耐久レースなども予定されている。
参戦するドライバーを見てもバリエーション豊かである。上位カテゴリーへステップアップしていくためという若者もいるし、別のカテゴリーからVITAに鞍替えするという選手もいる。また、スーパー耐久シリーズに参戦しているドライバーが練習とレースカンを養うため、さらにはeスポーツに参戦するバーチャルドライバーが、リアルを体験するためなど、その目的もいろいろだ。
他にも、ル・マン24時間レースで日本人初の総合優勝を果たすなど豊富な経験持つ関谷正徳氏がプロデュースする女性だけのレースシリーズ「競争女子選手権(KYOJO-CUP)」のマシンに採用されているし、往年の名レーサーたちが熱い戦いを展開するエキシビジョンレース「レジェンズ・カップ」でも使用されている。冒頭のBBSジャパンのブースに飾られたVITA-01には、BBSが開発したVITA専用新作ホイールを履いており、業界の注目も依然高い。
この10年強で車両価格は若干値上がりをしているが、それでも400万円台で買えるリーズナブルなレーシングカーに違いはない。モータースポーツシーンに欠かせないVITA-01は、さまざまなカテゴリーのドライバーの活躍を陰で支える縁の下の力持ちなのである。
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