世界的なカーボンニュートラルを目指す取り組みの中で、自動車業界はBEV(バッテリー式電気自動車)が主役となった。ところが欧州ではPHEV(プラグインハイブリッド)は、エンジン使用時の燃費が悪いとのことで批判の的となっている。
その一方でモータースポーツ界では、ハイブリッドが大活躍している。F1といった究極のレーシングマシンに加え、WECなどのスポーツカーレースにもガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムが採用されている。
そして2022年からは世界ラリー選手権(WRC)のトップカテゴリーの参加車両にはハイブリッドの使用が義務付けられた。モータースポーツで続々採用されることで、欧州でのハイブリッドの評価は変わるのだろうか?
文/国沢光宏、写真/TOYOTA、Redbull
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