■レースとラリーをつなぐ、旅する研究所
こうしてみるとWRCへのタイヤ供給は休む間もない。テストーニ氏は「日本ラウンドを終えると1週間ほど休めるが、すぐに来シーズンへ向けたテストと開発、サポートが始まるんだ」とのこと。
その一方でテストーニ氏はこうも言っている。
「レース(ラリー)はピレリにとって最も重要な開発ツールであり、レースとロードをつなぐ“旅する研究所”であり、プロセスや素材に関する情報がノンストップで流れ、常に進化を続けている」
特に「A travelling laboratory that connects Race to Road」というフレーズがとても印象的で、まさに今のピレリを象徴していると強く感じた。
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