時代を切り裂く1台!! ホンダの命運をかけた[ZEROサルーン]は2026年デビュー!!

時代を切り裂く1台!! ホンダの命運をかけた[ZEROサルーン]は2026年デビュー!!

 2024年のCESで公開されたホンダの新世代BEVシリーズ「0(ZERO)」。それから1年後の2025年、同じCESで、より市販型に近いコンセプトモデルが公開された。文字通りホンダの未来を背負うといっても過言ではないZEROサルーンは2026年登場だ!!

※本稿は2025年1月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ホンダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年2月10日号

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ZEROサルーンはCES2025にて、より市販型に近いコンセプトモデルが公開された。サルーンは2026年に市販開始予定

カーボンニュートラル時代を「ZERO」が切り開く

ZEROサルーンはCES2025にて、より市販型に近いコンセプトモデルが公開された。サルーンは2026年に市販開始予定
ZEROサルーンはCES2025にて、より市販型に近いコンセプトモデルが公開された。サルーンは2026年に市販開始予定

 ホンダがホンダとして生き残り、2040年、そしてカーボンニュートラルを実現する2050年を迎えるために、まさに不退転の覚悟で開発し、日本と世界に送り込むのが新世代のBEVシリーズ「0(ZERO)」である。

 その象徴的存在となるべく、最初のモデルとして登場するのが、アメリカで開催されたCES2025で、より市販型に近い姿を見せた「ZEROサルーン」。ホンダはZEROサルーンを2026年に市販開始することを明言している。

 さらに、ZEROシリーズとして新規開発をした「薄く、軽く、賢い」プラットフォームやBEVパワーユニットを横展開。2030年までにコンパクトセダンや2列&3列シートSUVなど、グローバルで7車種を投入する計画だ。

 ZEROのプラットフォームは約100kgの軽量化と高剛性を両立する「あえてしならせる車体骨格構造」が大きなポイント。

 また、大容量バッテリーを低い全高に収めるためにスペース効率に優れたバッテリーパックを独自に開発。最新溶接技術などの生産技術まで自社で新たに開発したのもポイントだ。

 ZEROサルーンは全高1400mm以下の低さながら室内居住性を高め、操安性にも優れる新時代のBEVとなる。2026年のデビューが楽しみであるとともに、ホンダの将来を決定づけることにもなる。

●HONDA ZEROサルーン 予想スペック
・全長×全幅×全高:4950×1900×1400mm
・ホイールベース:3000mm
・パワーユニット:前後2モーターeAxle
・最高出力/最大トルク:180kW(約250ps)×2基
・システム出力:360kW(約500ps)
・駆動方式:4WD
・予想価格:600万〜800万円

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国内向けBEV「サステナC」も出る!!

2023年のジャパンモビリティショーで公開されたサステナC
2023年のジャパンモビリティショーで公開されたサステナC

 ホンダの電動化戦略にはグローバルとローカルがある。ZEROシリーズはグローバル戦略の中核で、もちろん日本国内も含まれるが、中心となるのは北米だ。

 一方ローカルは文字どおり、各国の使用環境やニーズに特化した車種ラインナップを展開する。コンパクトEVのサステナCは日本特化型のモデルとして2026年デビューを目指す。

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