突然の発表となったスバル「新型水平対向エンジン」の開発。実はベストカー取材班はかなり大きな情報を手に入れた。なんとそのエンジンが搭載されるであろう「新型車コンセプト」のボディ形状はなんとハッチバックだというのだ。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】新エンジンは史上最強スペックか? 新型スバルハッチバックスポーツが見えてきたぞ(3枚)画像ギャラリーハッチバックで競技にもガチで挑むのか?
スバルが新型水平対向エンジンの開発を発表したが、そのエンジンが搭載される車両のプロトタイプを2025年10月のジャパンモビリティショーで発表することとなっている。
ティザー画像を見る限りどう見ても「WRX」なのだが、スバル関係者は決して「WRXです」とは口を割らない(別モデルの可能性もあるがどうみてもWRXな気がするが)。
ベストカーWeb編集部がティザー画像をつぶさに観察したところ、どうやらこの画像にはトリックがありそうだ。
車両後端部の赤い筋はライトの光跡なのだが、このラインもあってセダンのウィングと錯覚していた人も多いだろう。しかし画像を解析するとルーフエンドが明確にあり、その手前にリアハッチのヒンジが見て取れる。さらに開口部のラインも見えるのでハッチバック説は濃厚だ。
スバルに質問したところ「よく見ていますねぇ……」とのことで否定も肯定もせず。こうなればほぼ100%ハッチバックモデルが存在するだろう。
強烈なパワートレインでもちろんターボもあり
今回の新型水平対向エンジンだが、環境対応エンジンということもありなかなか興奮できないスバルファンも多いだろう。しかし取材班が掴んだ情報によるとターボモデルの用意もありそうだ。
eターボ採用という話も入ってきており、EJ20のような激速の水平対向エンジンの可能性もある。また藤貫CTOの発言を見るにハイブリッドやPHVの設定で電動化ボクサーのスポーティモデルへの期待もしたいところ。
編集部ではクロストレックのストロングハイブリッドモデルが出た際に「これでSTIとかやらないんですか?」と聞いたことがある。開発陣は「うーーーん、それは考えたことはあります。これで足回りとか乗り味の質を上げて、出力特性も変えられたら嬉しいですけどね」と応えてくれた。
もちろんエンジニアを含めてクルマ好きが多いスバル。当然ながら様々なことを想定して新型車設計が始まっているはずで、今回の新型プロトタイプもハッチバックボディでとてつもないパフォーマンスを発揮してくるだろう。今後の続報に期待してほしい。






コメント
コメントの使い方スバル推しの中では異端扱いでも、セダンじゃなくハッチバックなのは大歓迎ですね。
若い世代なら共感する人も増えてきてます。いっそシューティングブレーク形状なら最高。
とにかく、まずはレースの場で新しいボクサーを作らないことにはよりハードル高い市販には繋がらない。
一日でも早く走ってる所見たいです。