軽規格サイズのEV、IMk
そしてもう1台のEVは、2020年12月に発表、発売する予定のIMkである。こちらもコンセプトモデルが2019年10月の東京モーターショーに参考出品されており、その市販バージョンとなる。
公開されたIMkコンセプトのボディサイズは全長3434×全幅1512×全高1644mmと、軽自動車のハイトワゴン的なスタイル。
直線と曲面を融合させたシンプルなボディで、フロントマスクは大型VモーショングリルとV字メッキ&横長ヘッドランプの組み合わせ、リアはスポーティなルーフスポイラー、視認性のよい横長コンビランプでまとめている。
IMkに搭載されるパワートレインについては言及されていないが、運転支援技術である「プロパイロット2.0」を進化させた次世代の運転支援技術を搭載しており、高速道路だけでなく、主要幹線道路でも運転支援を受けられるようになっている。
加えて、スマホを使ってクルマを自動的に駐車することができる「プロパイロットリモートパーキング」や、クルマがから降りると車両が自ら空きスペースに駐車し、必要な時にドライバーがスマートフォンで呼ぶとドライバーの元まで迎えにくる「ドライバーレスバレーパーキング機能」を搭載しているという。
気になるIMkの価格は、現行三菱i-MiEV(303万3000円)並みの300万円程度に設定される可能性が高い。
証言:首都圏日産店営業担当者
「年初の日産本社から届いた情報では、電気自動車については、今夏にミドルSUV「アリア」、年末に軽自動車サイズのスモールEVが発売になるとのことだったので、ほぼ予定通りに実施されるとみています。
6月24日発売のキックスも含めて、待望の新車なので社内では盛り上がっています。
アリアは、高額のクロスオーバーSUVの電気自動車という、これまでにないモデルなので、万全の準備をして臨みます。
キックスとアリア、そして軽自動サイズのスモールEVを旗頭に巻き返しを図りたいと思っています」。
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