新型ノート、新型ランドクルーザー、ノア、マツダ6 、アルトワークス、WRX STI…。本企画では、現在「ベストカー」スクープ班が掴んでいる多くの次期型開発情報のなかから、まだ名前もつけられていないものも含め、ベストカー編集部が特に期待している9モデルを厳選して紹介したい。
もちろんただご紹介するのでは芸がないので、各編集部員がそのクルマのどこに期待しているかも併記し、各モデルについて掘り下げてみます。
2020年も終盤。あらためて大変な年だなと感じるが、まだ見ぬ新鋭たちの姿に期待と想像とを膨らませながら詳報を待ちたい!
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※本稿は2020年9月のものです。画像はすべてベストカーによる予想CGです
文・予想CG/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年10月26日号
■日産 新型ノート(2020年12月登場予定)
新型ノート、今年12月に登場! 一時、スライドドア採用という情報もあったが現行と同じ5ドアハッチバック。
新型プラットフォーム採用で走りと乗り心地が大幅に進化する。搭載されるパワーユニットは現行同様、1.2Lの発電用エンジン搭載のe-POWERと、1.2Lガソリン。現行システムをリファインするe-POWERがとても楽しみ。
さらに、発電用のエンジン音を低減し、快適走行を実現。人気のコンパクト市場が熱を帯びそうだ。価格は150万~260万円と予想される。
●編集部フルカワの期待ポイント
年内にもフルモデルチェンジする予定のノートは1.2Lのe-POWERが大幅に改良されるという情報ですが、燃費性能がどれだけ進化するのか? 期待しています。それに、プラットフォームは予想どおり一新されるのか!? キックスのような従来の改良型になる可能性もあるのかな? と注目しています。
●編集部マツナガの期待ポイント
新型ノートにはモーターらしさを強調した、より刺激的な走りを期待したい。荷室容量は現状より少し減ったってかまわない。モーター駆動らしい刺激的な走りを強化してユーザーの心を鷲づかみに! 燃費優等生のヤリス、使いやすさ重視で大人しいフィット。どちらも走りに刺激が足りない。やっちゃえ~日産!
●新型ノートe-POWER 予想スペック
・全長×全幅×全高:4410×1695×1500mm
・ホイールベース:2600mm
・車両重量:1240kg
・エンジン:1.2L直3DOHC+モーター
・エンジン出力/モーター出力:80ps/112ps
■ダイハツ 新型ミニバン(2021年3月登場予定)
これはざわつく! ダイハツから久しぶりにミニバンが登場するのだから。2017年の東京モーターショーに出品したコンセプトカー「DNマルチシックス」がついに商品化されるわけだ。ベースはロッキー/ライズ。
剛性が高く評判のDNGAプラットフォームを採用。全長4370mmというコンパクトミニバンだが、SUV色を強めたキャラになるのもユニーク。1Lターボに加え、トヨタ新開発の1.2L HVも採用予定。220万~270万円という予想価格、これはいいね!
●編集部イイボシの期待ポイント
ロッキー/ライズのミニバン版になるわけで、走りはだいたい想像がつく。注目はパッケージで、小さいボディをどれだけ有効に活用できるかだが、そこはダイハツの得意分野なので失敗はないはず。問題は「味気ない小型車」にならないかということ。楽しさを前面に押し出したミニバンを期待する。
●編集部イイジマの期待するポイント
シエンタ&フリードが待ち受けるコンパクト3列シーターの世界に飛び込むのだから、その2台にはない個性を望む。ズバリ、見た目はSUV風味強め、でも席は3列というアジアンカー路線だ。当然、普通のミニバンタイプより居住性で不利になる。でも、それくらいの博打に出てほしい。
●新型ミニバン 予想スペック
・全長×全幅×全高:4370×1695×1705mm
・ホイールベース:2820mm
・車両重量:1295kg
・エンジン:1L直3DOHC+ターボ
・最高出力/最大トルク:103ps/14.5kgm
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