トヨタアクア かつての大ヒット車の行末 ヤリス絶好調の裏で苦悩


アクアのフルモデルチェンジはいつ?

新型ヤリスのTNGAプラットフォーム。基本的にアクアもこのプラットフォームを使うことになるだろう

 気になるのはアクアが今後どうなるのか、だ。この点についても販売店に尋ねた。

 「アクアは2021年8月に、一部改良を行う話を聞いています。現行型の発売は2011年なので、時期的にはヤリスをベースにしたフルモデルチェンジだろうと思いますが、現時点で聞いているのは一部改良です」。

 常識的に考えればフルモデルチェンジだろう。しかし昨今の事情で開発が長引いている場合、一部改良を実施して1年から1年半ほど作り続け、その後にフルモデルチェンジすることも考えられる。さまざまな説が飛び交っている。

 ヤリスの開発者は以前「ヤリスのプラットフォームは入念に作り込まれ、さまざまな車種に対応できます」と述べている。

 そのためにヤリスが2020年2月に発売された後、8月には早くもヤリスクロスを加えた。

 この流れでルーフの低い5ドアクーペ風の新型アクアを開発することもあるだろう。

 ハイブリッド専用の上質なプレミアムコンパクトカーで、プラグインハイブリッド仕様を設定することも考えられる。

 このほかヤリスのプラットフォームを使った以前のファンカーゴに相当するハイトワゴンも想定される。

 内外装はルーミーよりも上質に仕上げて特徴を打ち出す。つまりダイハツ製のルーミー/ライズ/パッソはベーシック、ヤリスをベースにしたトヨタ製は上級シリーズとするわけだ。トヨタのコンパクトカーのワイドな展開に期待したい。

ベストカーの情報では2021年3月にフルモデルチェンジという情報

ベストカー本誌が調査した情報によれば新型アクアのデビューは2021年3月頃と予想している(CGイラストはベストカーが製作したもの)
ホイールベースはヤリスと同じ2550mmとなる。これは現行型アクアと同寸。リアスタイルもキープコンセプトながらよりスタイリッシュなシルエットに進化している。(CGイラストはベストカーが製作したもの)

文/ベストカーweb編集部

 最後に、ベストカー本誌が調査したアクアの最新情報をお伝えしておこう。

 新型アクアの気になるデビュー時期は2021年3月頃と予想している。基本プラットフォームはヤリスと共通で、パワートレーンもヤリスハイブリッドと同じ直3、1.5L+モーター。

 操縦性も動力性能も現行型から大きく引き上げられる。WLTCモード燃費も36km/L前後となり、実燃費は現行型よりも大幅によくなる。

 スポーティさを強調し、後席や荷室をやや犠牲にしたヤリスに対し、新型アクアは後席スペースや荷室の広さなどを確保して、使い勝手のよさをアピールすることでヤリスとの差別化を明確にする。

 アクティブでスポーティなイメージをアピールするヤリスに対し、新型アクアはソフト路線を目指し、インテリアなども明るく開放的な雰囲気でまとめるという。

 ターゲットユーザーは女性をメインに幅広い年齢層に間口を広げたコンパクトハイブリッドモデルとして乗りやすさや使い勝手のよさを前面に押し出すことになる。

 現行型では全高が1455mmとやや低いのだが、ヤリスの1500mmよりも高くなり、後席居住性もアクアのほうがよくなるという。

 以上が現在入手しているアクアの情報。今後、新しい情報が入り次第お伝えしていこう。

【画像ギャラリー】激変? 現行アクアと新型アクアはどう違うのか 写真でチェック!

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