GMとの共同開発によって次期型アコード、CR-Vが誕生
そのいっぽうで、GMとの共同開発による北米投入EVはミッドサイズ以上のサルーンや、さらにはSUVを目指すことになろう。
使われ方からいって、60kWh以上のバッテリーを搭載し、400〜500km以上の航続距離も求められる。
これが次期型アコード、CR-Vのポジションを担う中核モデルに成長していくことになる。
モーターで駆動するクルマでも、すでにホンダはe:HEVモデルやFCEVなどでモーター駆動のノウハウを蓄積しており、次なるステージとして、モーター動力のドライバビリティチューニングに向かっている。
2025年以降に登場する次期NSXはポルシェタイカンを超えるスーパーEV!
さらにホンダ開発現場に近い関係者は、「GMとのプラットフォーム共同プロジェクトの2モデル以外のEV開発研究が進んでいる」と、興味深い証言をした。
それが次期NSXともいえるスーパースポーツEVだというのだ。テスラやポルシェタイカンをも凌駕するハイパフォーマンスEVを目指し、ホンダ電動化の象徴的存在として、近未来のホンダの進むべき方向性を明確にするモデルとなる、という。
一気に純内燃機関搭載モデルが消滅することはないだろうが、今後の継続的な自動車社会の生き残りを考えれば「電動化」へのシフトは避けられない命題。
高効率ガソリンエンジンをベースにしたハイブリッドモデル、PHEVを中軸にしながら、象徴的なピュアEVモデルを投入していくのが、今後5〜10年のホンダ近未来予想図の真相だ。
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