本当の本当に出るのか? また空振りか?? それでもシルビアEV復活が「ある!」と言い続ける情報と理由

■実現可能性が意外に高いと思える理由

 さて、このEVシルビアだが、実現可能性はどのくらいあるだろうか? ベストカーでは「意外に高い」と見ている。

 現時点ではまだデザイン案が示されただけだが、日産のEV新時代をアピールするのにふさわしいクルマになると思われるからだ。

 欧州日産が言うとおり、電動化が進むほど過去の遺産をうまく使うのは重要な手法となり、おそらく日欧米の多くのメーカーがかつての名車の復刻デザインを計画している。

 自社の過去の財産を活用するのは、今後、強力なライバルとなるであろう新興メーカーには真似のできない戦略だからだ。

歴史的名車、初代シルビアのイメージを色濃く残す新型EVスポーツ。自社の過去の財産を生かす戦略は新興EVメーカーには真似できないことであり、既存のメーカーには有効な手段となる(画像はベストカー編集部による予想CG)
歴史的名車、初代シルビアのイメージを色濃く残す新型EVスポーツ。自社の過去の財産を生かす戦略は新興EVメーカーには真似できないことであり、既存のメーカーには有効な手段となる(画像はベストカー編集部による予想CG)

 市販EVのパイオニアである日産には、スポーツカーにふさわしいEVユニットがすでに存在している。

 例えば2018年に発表されたリーフNISMO RCのパワーユニットを使えば、美しく、速くて楽しいEVシルビアが開発できるし、アリアで初投入される4WDシステム「e-4ORCE」も有効なアイテムだ。

 2025~2026年にはEVシルビアの登場も大いにありうる。期待を込めてそう記しておきたい。

【画像ギャラリー】初代シルビア、欧州日産のデザインプラン、ベストカーの予想CGをギャラリーで見る(15枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…