本当か? 本当に出るのか?? トヨタLFAIIの正体はあの東京オートサロンの目玉車種!??

■GT3コンセプトがLFAIIの正体だ!

 さらにLFAIIの存在を確信させることとなったのが、1月14日より開催された東京オートサロンの場で、トヨタがGRから『GR GT3コンセプト』と名付けられたマシンを発表したことだ。

 ロングノーズの典型的2ドアスポーツクーペのプロポーションは、まさにスクープ班が掴んでいたデザイン情報のテイストを受け継いでいる。

1月14日、東京オートサロンプレスデーの場で発表された「GR GT3コンセプト」
1月14日、東京オートサロンプレスデーの場で発表された「GR GT3コンセプト」

 オートサロンの現場で取材をしたベストカースタッフからスクープ班に以下のレポートが寄せられた。

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 GT3マシンということで、逆に言えば、ベースになる市販モデルが必要になる。

 このあたりを現地でGT3コンセプトの開発陣に確認すると、「市販車のことはわからない」としながらも「GT3のレギュレーションを考えれば、当然2座のスポーツクーペの市販車が必要になりますよね」とのこと。

 両サイドスカートから見えるエキゾーストパイプや給油口を備えることからも、E-GT3ではなく、内燃機関で走るGT3マシンだということがわかる仕様。

 レースで勝てるGT3マシンを先に作り、それをベースに同時並行的に市販モデル=LFAIIを開発している、ということだろう。

 それ以上のことはわからないが、取材をした開発者の発言からは、市販モデルの開発が進んでいることを窺い知ることができた。

 とのこと。

「GR GT3コンセプト」の「市販ロードゴーイング」こそがLFAIIなのだ!(画像はベストカー編集部による予想CG)ギャラリーではさらなる予想CGを公開中!
「GR GT3コンセプト」の「市販ロードゴーイング」こそがLFAIIなのだ!(画像はベストカー編集部による予想CG)ギャラリーではさらなる予想CGを公開中!

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 GT3マシンは直4ターボを搭載することになろうが、市販車として開発が進むLFAIIは先にお伝えしたように、新開発されるV8、4Lツインターボ+マルチステージハイブリッドによりシステム出力950psを発揮しながら内燃機関の走りを活かしたスーパースポーツになる。

 初代LFAは500台の限定生産で価格は3750万円と高価だった。これに対し、LFAIIは既存のプラットフォームを活用するなどにより開発コストを圧縮。2500万~3000万円程度の価格設定で、限定生産ではなくカタログモデルとして販売が計画されているというから楽しみだ。

 2030年に向けて、BEVの販売比率を高めていくトヨタにあって、2025年に投入するLFAIIは最後にして最強の内燃機関搭載スポーツカーになる可能性が高い。大いに期待しながら、その開発動向を追い続けたい!

■レクサスLFAII 予想スペック
・全長×全幅×全高:4600×1950×1200mm
・ホイールベース:2725mm
・パワーユニット:V8、4Lツインターボ+マルチステージハイブリッド
・エンジン最高出力/トルク:720ps/70.0kgm
・システム出力:950ps
・サスペンション:F ダブルウイッシュボーン/R マルチリンク
・予想価格:2500万~3000万円

【画像ギャラリー】ベストカー予想CG、「エレクトリファイド」、GR GT3コンセプトをギャラリーでチェック!!!(14枚)画像ギャラリー

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