世界的なSUV人気はとどまるところを知らず、各社から新型車が続々と登場し続けている。
日本でもbZ4X(トヨタ)、ソルテラ(スバル)、アリア(日産)などのBEV(電気自動車)や縦置きエンジン、FRで新境地を拓くCX-60(マツダ)など、進化系モデルが次々と登場している。
そんななか、ベストカーでは新たな情報を入手。なんと2012年で生産終了となった三菱の軽SUV、パジェロミニの復活計画が浮上しているという!
※本稿は2022年5月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/三菱自動車、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2022年6月26日号
■新時代のパジェロミニはガソリン&BEVか? 2024年登場濃厚
1994年に誕生した初代パジェロミニは、当時人気だったパジェロのイメージをうまく軽カーサイズに落とし込み、ジムニーよりも軽快だが、悪路にも強いSUVとして大ヒット。
残念ながら2代目はライフ後半で失速し、2013年をもって販売を終了してしまったが、復活を待ち望むファンが多いクルマだった。
そのパジェロミニの開発にGOサインが出て、今まさに進行中という情報が入っているのだ。
三菱の軽カーは日産との合弁会社NMKVで開発して三菱の工場で生産しており、現行の日産デイズシリーズ、三菱eKシリーズは日産主導で開発したとされる。
新しいパジェロミニもNMKV社が作ることになるが、開発をリードしているのは三菱。
三菱ファン待望のパジェロミニ復活ならそれが自然な流れで、デザインも三菱がベースを担当し、デイズ、eKと同じく日産、三菱それぞれのデザインチームが細部を差別化する。
パワーユニットはデイズ、eKと同じくガソリン車(+マイルドハイブリッド)とBEVの両方が設定されることになりそうだ。
2024年の発売を目指しているというから、時期的にBEV専用モデルとなる可能性も残されているが、ガソリン車をなくすという選択も勇気がいるところ。
価格や実用性でガソリン車を歓迎するユーザーもまだ多く、そのあたりは柔軟な対応を取ることになりそうだ。
2代目パジェロミニは日産にOEM供給してキックスの名でも販売されていたクルマで、この復活モデルも同じく日産と三菱の両方で売られることになる。
三菱が得意とする4WDシステム「S-AWC」を軽カーにまで展開できるかどうかは定かではないが、パジェロミニを名乗る限り走破性の高いスペシャルな4WDシステムは期待されるところ。
タイプは少々異なるが、ジムニーの潜在ユーザーを奪うという役割も当然あり、力の入った開発が進められている。
気になる登場時期は2024年が濃厚。新たな時代に蘇るビッグネームへの期待は大きい!
【画像ギャラリー】2012年6月生産終了…初代パジェロミニ、2代目、予想CGをギャラリーで比較!(15枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方日産版も有るやろな!もろちん、それが新型キックス(KIX)になるw
現行キックスは廃止、ジュークかラシーンを復活させたら良い!
中途半端な状態で復活させるくらいなら、ジムニーのOEMの方が良い。
出るのは嬉しいが、ボンネット社名エンブレムはランドローバーコンプレックス丸出しだから止めろって・・最近視力検査かよって位小さいボンネットエンブレムの三菱車多くて笑えるわ
デリカやパジェロの名前を使うなんて
情けない話だ。
しかもパジェロはもう無い車種だし。
どうやろね?ジムニーとは根本的に目的が違う車両だしね。
デリカミニの成功に味を占めたのか。
面白い機能がついていれば売れるかもだけど・・・。
パジェロミニ・・・けっこう売れた記憶があるが、ジムニーの古い車種と違い全く見なくなってしまいましたね。忘れた頃に見かける程度になってしまった。せっかくなので、妥協せずに最新技術の投入を期待。そしてなんなら・・・ジュニアも。