2024年エスティマがBEVで復活か!?　オデッセイとエルグランドとともにアルファード追撃開始！　今わかっている情報すべて

■なぜトヨタはエスティマを廃止したのか？

　ではなぜトヨタはエスティマを廃止したのか？　それはミニバンの主力がアルファード＆ヴェルファイアとワンボックス型ミニバンに移行し、ワンモーションフォルムのエスティマのニーズが薄れたと言われている。

　これに加えて、エスティマの生産終了は、2020年5月から従来の4系列店体制による1本化を図り、全系列店併売態勢に切り替えたことも要因のひとつだ。

　ラージクラスミニバンを狙うユーザーの目はもはやヴェルファイアかアルファードの二択という状況は相変わらず続いている。

　現行エルグランドは背を少し低くして差別化も図るも苦戦、オデッセイも販売終了に追い込まれた。マイルドヤンキーと法人ユーザーからの支持も拡大していったアルファード＆ヴェルファイアに底引き網のごとく高級セダンユーザーもろとも一気にさらわれていった。

　だが、2023年、潮目が変わる可能性がある。復活したオデッセイ、新型アルファード＆ヴェルファイア、今年末に発売予定のレクサスLM、年内に登場予定のエルグランドと、ラージクラスミニバンの熱い販売競争が繰り広げられるからだ。

　年内に登場予定の新型エルグランドのパワートレインは、1.5L、VCターボで、4WDモデルはe-4ORCEを採用する。

　FF車は、フロンモーターのみの前輪駆動。4WDは、e-4ORCEにより、前後2機のモーターと左右のブレーキを統合制御することで、4輪の駆動力を最適化し雪道や山道の走破性を高めている。

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