■三菱新型eKクロス 3月28日発表
三菱自動車の新型車「eKクロス」は、フルモデルチェンジを実施するeKワゴンに設定される派生モデルで、SUV感覚の新シリーズ。
3月14日に実施された水島製作所のラインオフ会場で突如公開され、話題を呼んだ。正式発表は3月28日で、全国の三菱ディーラーでは(日産デイズおよびデイズハイウェイスターとともに)予約受注を開始している。
姉妹車の日産新型デイズが標準と上級&スポーツバージョンの「ハイウェイスター」の2シリーズ構成なのに対して、新型eKは標準仕様の「eKワゴン」と「eKクロス」のラインアップとなる。
eKワゴンと日産デイズの標準仕様は似通ったデザインとなるが、eKクロスはデイズハイウェイスターとはまったく異なるSUV感覚の独自のエクステリアデザインを採用している。
三菱ディーラーによると、eK全シリーズの70%をeKクロスで占めるような販売構成比を目指している。
初期の人気動向はまだ明確になっていないが独自のeKクロスの設定で従来シリーズの「20%以上の増販が見込めると」と三菱自動車の営業マンは予想。
「約1年ぶりの新車だし、販売台数が見込めるモデルなので嬉しい。ぜひディーラーに見に来てほしい。試乗車も4月には入る予定だし、フェアも開催したい」(首都圏の三菱営業マン)と目を輝かせていた。
公開された情報をまとめると、新型eKと新型デイズにはNMKV初のマイルドハイブリッド仕様が設定され、これが新型CVTと組み合わされる。また両車ともに先進運転支援システムを採用(日産デイズは「Pro PILOT」、三菱eKは「MI-PILOT(マイパイロット)」という名称で、0-25km/hの渋滞時でもICCが機能し、停止、再発進する。また白線を認識してレーン中央部を走行。踏み間違え防止アシストも設定され、サイド/カーテンエアバッグは全車標準装備)し、価格はかなり抑えられるというから正式発表が楽しみ。
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