■返す返すも日本で販売されないのが惜しい……
実際に運転席にも座ってみたが、そこはトヨタ車の方程式。安心感というか、一見して操作系でわからないような部分は皆無。
そして、そのあつらえもトヨタFFミドルサルーンとして先代型からかなり上質感を高めている。
カムリといえばFFサルーンの長所を生かした広大な後席だが、そのレッグスペースの広さはやはり今回も健在。足を組んで広々とくつろげる空間はさすがといったところだった。
実は中国仕様では内外装の仕立てに北米仕様とは違った中国仕様独自のカスタマイズが施されており、北米仕様XSEに設定されている鮮烈なレッドレザーシートの設定はない模様。
特にインパネのセンターディスプレイやエアコン吹き出し口、ダッシュボードの形状もまったく違う意匠となっている。
このあたりは北米と中国での顧客の指向を色濃く反映した設定となっているようだ。
今回の広州モーターショーでは新型カムリについて、具体的な価格などはアナウンスされなかったのだが、2024年今からでも遅くはない。トヨタさん、この新型カムリなら日本でも絶対売れる……はずだ!
【画像ギャラリー】「新型カムリ」の中国仕様を現地でCHECKしてみた!【広州モーターショー2023】(30枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方せっかく復活したのに余り買いませんでしたから、消滅は仕方ないですが、確かに格好いい。
ヘッドライトはホンダのプレリュード・コンセプトっぽい。あちらはコンセプトのモックですがこれは市販版なので
デザイン案が決定してたのはこちらがずっと先でしょうね。ひょっとしたら流出したのかも?中華ならやりかねない