■ガルウイングドアを備えるのは上級グレードのみだが……
モデルYは2列5人乗りと3列7人乗りを設定しているが、こちらのハイパーHTは2列仕様のみで、駆動方式はリア駆動のみ。
で、ハイパーHTの外観上の大きな注目点はガルウイングを備えていることになる(ただし、グレードによっては後席ヒンジ式ドアを採用)。これ、明らかにテスラモデルXに触発されたことが窺え、実によく似ているのだ。
インテリアでは14.6インチと大型のセンターディスプレイ、それに楕円形状のステアリングホイールを備える。モデルYのインテリアと印象は似通っているのだが、ステアリングの前方に独立したメーターパネルを設置しているのはハイパーHTだけ。
ベーシックグレードにはアラウンドビューモニター、アダプティブクルコン、LEDヘッドライト、ヒーターおよびベンチレーター機能付きシート、22個のドルビーアトモス製スピーカーなどを備えている。上位グレードには前述のガルウイングドアをはじめ、後席シートヒーター、パーキングシステムにパワードアなどが加わるという。
個性的なクーペSUVタイプのモデルとして、中国製EVの「今」を象徴するハイパーHT。日本に導入されるどうかは別として注目だ!
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