個人に責任を負わせるなら、何のための会社なのか?
世の中には必死でお金を稼がなくてはならない人がいます。自分の能力で稼いでいる人はどんなに稼いでも他人を不幸にしません。そうでない人は稼ぐために搾取に走ります。
残念なことに社員を幸せにしようと努力する経営者は少ないのかもしれません。というより、したくてもできないというのが本音でしょうか。しかし、できないのに会社を経営しているのは無責任な感じがします。
これは私の個人的な意見ですが、例え仕事が無くなったとしても、雇っている全社員が定年退職するまで給料を払い続ける経済力が無いのなら、会社など経営するべきではないと思います。
つまり、無い金で買い物をするなと言うことです。自分一人が不幸になるなら仕方がありませんが、他人を巻き込む人があまりにも多いのが悲しい現実です。そもそもすべてのミスを個人の責任とするなら、何のための会社組織なのかわかりません。
軽自動車より大きいクルマによる運送業で個人経営が許されないのであれば、弁償に関する法的な整備が必要ではないでしょうか?
それが曖昧になっている理由は、人を使うほうも使われるほうも、不誠実な人が多いからでしょう。不誠実・無責任が無くならない限り、賠償問題も無くなりません。
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