マツダ3にエアロで武装のスポーツバージョン!
マツダは東京オートサロン 2020に、ここ数年市販車にいくつかの方向性で現実的な範囲のカスタマイズを施したモデルを出品しており、それは2020年も同じだ。
ここではそのなかからマツダ3のモータースポーツスタイルを紹介しよう。
マツダ3 モータースポーツスタイルのカスタマイズ内容は以下のとおり。
・ストラットバー&ロアアームバー(特別仕様)
・車高調サスペンション
・ブレーキの強化
・ステンレスマフラー
・SIGNATURE STYLEエアロパーツ
・スポーツシートなどのインテリアの架装
クルマ好きなら1度くらいやったことがありそうなカスタマイズが施されている。
ただ、少し残念なのはマツダのオートサロン出展車からの市販車への具現化があまり見えないことだ。
出展車にさらに手を加えたスポーツグレードの市販化が理想ではあるが、パーツ単位からでもいいから、そろそろユーザーを楽しませてくれる動きがあってもいい頃なのではないだろうか。
ホンダ S2000の20周年記念車も出展!
Moduloブランドのホンダ車の純正アクセサリーや、基準車の良さをさらに伸ばしたチューニングを施したコンプリートカーの開発などを担当し、独自のブースも構えるホンダアクセスの出展内容からは、S2000の20周年記念車のプロトタイプが注目だ
1999年に登場したS2000の20周年記念車プロトタイプは、「これからもS2000を長く大事に乗れるように」という狙いで開発されたエアロバンパー、サスペンション、オーディオリッドといったパーツを装着し、提案するという。
このように、ホンダアクセスが専用パーツなどを手掛けるのは、初代NSXと軽スポーツカー、ビートが20周年を迎えた時と同じ動きで、S2000オーナーや、その予備軍がよりS2000を楽しめるきっかけになると嬉しい。
また、ホンダアクセスは、シビック サイバーナイトジャパンクルーザー2020も出展。
こちらは、1997年登場の初代シビックタイプRに、「近未来とアングラが入り乱れたネオジャパンに映えるモダナイズを施し、熱いレースシーンからフィールドを移し、夜の街をクールに駆け抜けるイメージ」を持たせたという。
この2台の実車がどんなものなのか楽しみなのはもちろん、最近トヨタのGR、日産のNISMO、マツダが始めている古い名車のパーツ供給やレストアサービスといった動きにホンダアクセスも続きそうなことから、日本にも「名車を長く乗るための環境」が構築されることを大いに期待したい。
◆東京オートサロン 2020/来年、38回目を迎える東京オートサロン2020は、前回よりも会場を拡大、史上最大規模のイベントとなる。概要は以下のとおり。
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