最後の「EJ20」出展で新旧スバル揃い踏み
その他、出展車でのトピックは、「WRX STI EJ20ファイナルエディション」の出展。
既報のとおり、1989年発売の初代レガシィ以来、ブラッシュアップを重ねてきたEJ20型エンジンを搭載するモデルは、同車が最後。
30年に渡り進化してきた最終仕様として、最高出力308ps、最大トルク43.0kgmを発揮し、回転系パーツの重量公差、回転バランス公差を低減した「バランスドエンジン」を搭載するほか、往年のWRCマシンを思わせるゴールド塗装のアルミホイールなどを装備。
WRX STI EJ20ファイナルエディションは555台の限定販売で、明日10月24日から11月10日まで予約を受け付け、応募多数の場合は抽選により商談の機会が設定される。
名エンジンの最終モデルと新開発エンジンを初搭載するモデルが同時に存在するブース展開は、まさにスバルの「これまでとこれから」を象徴している。
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スバルのアイデンティティでもある新開発の水平対向エンジン、そして新しいアイサイトは、新型レヴォーグを皮切りに主力車種へと順次搭載されてゆくだろう。
ブレずに、独自の路線を貫くスバルの新しい「安心と愉しさ」。そのヒントが、東京モーターショーのブースに詰まっている。
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