【マツダの最注目車】新型EV
マツダは東京モーターショーに、電動車のイメージが薄い同社としては初となる量産EVを出展する。
量産EVに関する情報は東京モーターショー開幕まで非公開。そのため2019年9月に公開された量産EVの試作車となる「e-TPV」から予想すると、車格とボディタイプはミドルクラスのクロスオーバーかSUVとなるだろう。
車自体は環境負荷なども含め熟考を重ねて決められた35.5kWhのバッテリーと143馬力のモーターを積むFF車と予想され、走りはEVながらエンジン車のようなフィーリングも持つものだという。
マツダらしさを強く持つ新型EVの市販時期は、2020年中が濃厚と予想されている。
【スバルの最注目車】新型レヴォーグ
日本向けのミドルステーションワゴンとして堅調な販売をキープしたレヴォーグも登場から5年以上が経ち、次期モデルへバトンタッチされる時期となった。
新型レヴォーグもキープコンセプトではあるが、プラットホームは新世代のSGP(スバルグローバルプラットホーム)となり、スバルの基幹技術となっているアイサイトも性能を向上し、運転支援の領域を拡大した最新版が搭載される。
パワートレーンはトランスミッションがCVTとなる点は変わらないが、エンジンは新開発の1.8L水平対向4気筒ターボのみでスタートするようだ。
発売時期は2020年前半と予想されている。
また、スバルブースにはEJ20エンジンを積む最後のWRX STIとなるファイナルエディションも出展される。555台限定となるので、実車を見て「欲しい」と思ったら即動くべきだろう。
【三菱の最注目車】スーパーハイトKワゴンコンセプト
2019年3月に現行eKワゴン&eKクロスをリリースした三菱は、その軽スーパーハイトワゴン版でeKスペースの次期モデルとなるスーパーハイトKワゴンコンセプトを出展。
同車も、停止まで対応する先行車追従型のアダプティプクルーズコントロール(ACC)などから構成される「MI-PILOT」や高性能な自動ブレーキといった基幹部分はeKワゴン&eKクロスを踏襲。
スライドドアや室内の広さによる使い勝手の良さはもちろん、出展車はeKクロスのようなクロスオーバーで、こちらの市販化が確実な点も注目だ。
発売時期は2020年春と予想され、日産版も登場するに違いない。
また、三菱ブースにPHEVでガスタービンエンジンを積む2シーターのオープンスモールSUV「MI-TECHコンセプト」も出展されるので、こちらも必見だ。
>>スーパーハイトKワゴンコンセプトなど三菱の出展車詳細はこちら
【スズキの最注目車】ハスラーコンセプト
2014年に可愛らしい軽クロスオーバーとして登場し、発売当初は長期の納期が掛かり、現在も堅調に売れているハスラーがフルモデルチェンジの時期となった。
ほぼ出展車のまま2019年内に発売される新型ハスラーは、現行モデルを若干ボクシーにした印象だ。機能面も軽自動車用の最新プラットホームの採用やマイルドハイブリッドの搭載など、予想通りといったところ。
対照的にインテリアは、強い道具感を持つものに変わり、スズキの軽自動車として初となるACC(停止まで対応する模様)も設定される。
登場は2019年12月末が濃厚だ。
また、スズキブースにはPHEVのコンパクトクーペとなるWAKUスポ、クルマを部屋として使うことを提案するHANAREという、癒されそうなコンセプトカーも出展される。
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