生産台数はわずか3000台弱
2500台の限定販売とされたランエボワゴン、ランエボIX MRと合わせて1500台限定販売とされたランエボワゴンMRだが、実際の販売台数はランエボワゴンが2446台、ランエボワゴンMRは401台の合計2847台だった。
現在、ランエボワゴンの中古車の流通台数は約29台。
コロナ禍前となる3カ月前の流通台数が約33台なので、横這いといえる状態だ。
その内訳はランサーエボリューションワゴンが22台で、6速MT車は13台、5速AT車が9台。
ランサーエボリューションワゴンMRは7台で、6速MT車は3台、5速AT車が4台とMRのほうがかなりレアとなっている。
中古車の平均走行距離は3カ月前が約8.7万kmで、今月は約8.8万kmとほぼ横這いで推移している。
注目の平均価格の推移は、3カ月前が約158万円で、一時は約130万円まで値落ちが進んだが、現在は149万円まで戻している。
MTとATでは平均価格は倍以上の差
流通台数の多いランサーエボリューションで平均価格を見てみると、6速MT車は約216万円に対して、5速AT車は約98万円とミッションが異なると平均価格が倍以上違うという特長がある。
ランエボワゴンの中古車の価格帯は約60万~約270万円で、100万円以下で流している中古車はすべて5速ATのGT-Aとなっていて、MT車は最も安い中古車でも約140万だ。
GTとGT MRというモデルよる価格差はなく、走行距離やコンディションを重視した価格設定となっている。
登場からすでに15年が経過したモデルであるが、国産車でモンスターワゴンと言えるのは、このランサーエボリューションワゴンとRB26DETTを搭載したステージア260RSぐらい。
走行距離5万km以下という高コンディションのクルマが見つかる今が買い時と言えるのではないだろうか。
コメント
コメントの使い方