先代センチュリーの中古車で注意したいポイント
まず浮かぶのはエアサスのコンディションだ。といってもチェックできるのは車高調整の動きがスムースかどうかと、ノーマル状態以上に車高調整ができる代わりに負担が掛かりそうなエアサスコントローラーが付いたクルマはちょっと注意というくらいしかないだろう。
そのほか、クルマ自体は丈夫だが、プラグ1つとっても12本あるV12エンジン、エンジンルームはギッシリなので熱の影響も大きく、作業性も良くないと、壊れた際の修理代は一般的な基準では高いと思って欲しい。
ただ、V12エンジン搭載車というのを踏まえると、同様のベンツSクラスやBMW7シリーズに比べれば、修理代などはトヨタ車らしくリーズナブルという考え方もある。
といったあたりを総合すると、可能であれば記録簿で整備の記録を確認する(運良く大企業などで使われていたセンチュリーであれば、過剰に整備されていた可能性もあり、年式や走行距離に関係なくコンディションはビンビンというラッキーなこともある)、ディーラー系や少ないもののセンチュリーを多く扱っているお店といった保証が手厚いところで買うことを考えた方がいいだろう。
そのため筆者としては、筆者のように最大で100万円程度のものをギャンブル的に買う、10年落ち以下か走行10万km以下のどちらかとなる可能性が高い200から250万円のもの、300万円以上の比較的高年式低走行のものという3つの買い方をお薦めしたい。
なお筆者の激安中古センチュリーはヒーターコック(ヒーターのための冷却水を室内のヒーターコアに送る樹脂製のパーツ)が破損したことがあった。そのときは取材でディーラーにて12ヶ月定期点検を行った際に、運良く破損したばかりと思われるタイミングで発見されたので大事には至らなかった。
修理代は冷却水の流れをコントロールするサーモスタットの交換も同時に行って2万5000円程度、月曜夕方に発見され火曜の定休日を含め水曜夕方には修理が完了し、木曜の取材に使えるというトヨタ車の素晴らしさを実感した。
まとめ
私事だが、激安中古センチュリーを自分のものにして以来「覚悟を決められるようになった」という点など、筆者はいろいろな意味で変わったと思っている。
それだけに筆者が自分のものにした激安中古センチュリーに教えられた最大の教訓は「無理のない範囲でやりたいと思うことがあるなら、やるべき」ということだった。
クルマに限らず何事もやってみれば何らか得るものはあるだろうし、上手く行かず後悔したとしても「やって後悔とやらないで後悔」なら前者の方がいいだろう。
それだけに2代目センチュリーの中古車に興味があるなら、あくまでも無理のない範囲で自分のものにすることをお薦めする。
ちなみに幸運にも38歳の時に2代目センチュリーを自分のものにした筆者の40代の夢は、2代目センチュリーのように中古車が安くなる可能性は低いと思いながらも、中古車で現行型3代目センチュリーを自分のものにすることである。
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