ハイラックスサーフはなぜ日本で販売しない? 懐かしのハイラックスサーフを中古で狙う!


■新車は600万円以上! ならば中古で狙ってみる!

初代ハイラックスサーフ。1984年5月発売〜1989年5月販売終了

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 とはいえ……新車で600万円以上、中古車でもおおむね400万円以上のお金というのは、おいそれと出せるものでもない。となれば、話は必然的に「5代目4ランナーの逆輸入車ではなく、日本で普通に売られていた往年のトヨタ ハイラックスサーフの中古車はどうなってるんだ?」という方向へいく。

 ということで調査してみると、1984年から1989年まで販売された初代N60系はきわめて数が少なく、2021年1月下旬現在の流通量は全国でわずか2台ほど。価格は、35年以上までの車であるにもかかわらず2台とも170万円前後となかなかお高く、うち1台は走行22万kmであるにもかかわらず約170万円。

 今となっては骨董品的な価値がある、ということなのだろう。

2代目ハイラックスサーフ。1989年5月発売〜1995年12月販売終了

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 1989年から1995年にかけて販売された2代目N130系も流通量豊富とはいえず、2021年1月下旬時点の流通量は全国で約20台。こちらは車両70万~90万円ぐらいの比較的安価な個体もあるが、流通の中心は車両140万円前後。

 走行距離は、6万kmぐらいしか走っていないものから30万km近いものまで千差万別だが、このぐらいの年式になると「走行距離で良し悪しを測る」のはナンセンス。

 あくまでも「それまでの使われ方と整備履歴=愛され方」で判断するべきなのだ。実際、前述の走行30万km近い個体にも、ヘタな低走行物件以上のプライスが付いている。

3代目ハイラックスサーフ。1995年発売〜2002年11月販売終了

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 そして1995年から2002年まで販売された3代目N180系になると中古車の流通量は一気に増え、2021年1月下旬時点の流通量は全国で約220台。価格は約40万円から約280万円と上下に幅広く、その間に数多くの物件が遍在しているという状態である。

 ノーマル系の個体で食指が動くのは(状態が良さそうな物件)は車両価格100万~120万円付近で、程よいプチカスタムが施されている物件が150万~170万円あたり。

 近年流行りのアースカラーに塗り直された個体は220万円前後である場合が多く、大掛かりなカスタムが施されている個体は250万円~というのが、3代目ハイラックスサーフのおおむねの相場感である。

4代目ハイラックスサーフ。2002年11月発売〜2009年7月販売終了

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 世代別で最多の流通量となるのはやはり2002年から2009年の最終4代目N210系で、こちらの流通量は前述日現在、全国で300台以上。全体の相場は約70万~約290万円と、これまた上下に幅広いが、コンディション的に程よい塩梅のノーマル車は車両100万円前後である場合が多い模様。

 そしてプチカスタムされた個体は130万円前後で、流行りのアースカラーに全塗装したうえでリフトアップしている個体が170万円前後。大掛かりなカスタムが行われた個体やかなり好条件なノーマル系は230万円~というのが、最終4代目の(あくまで大まかな)相場になっている。

 100万円台から200万円台ほどの予算で新車のトヨタライズあたりを購入し、便利かつ快適に使うのももちろん悪くはない。しかし個性というか味わいというか、端的に言ってしまえば「シブいカッコ良さ」については中古のハイラックスサーフの圧勝であろう。

 そしてなおかつ、しゃれた感じにカスタマイズされた物件を買うか、もしくは購入後に自分好みの雰囲気に仕上げるかすれば、その「差」はさらに広がるはず。

 もちろん、往年の中古車というのはメンテナンス面でも乗り味の点でもどうしたってクセはあるため、中古のハイラックスサーフは万人向けの選択肢とは言い難い。

  しかし昨今の洗練されすぎたSUVとは明らかに異なる、程よく無骨なテイストに興味を覚えたならば……トヨタ ハイラックスサーフの中古車に注目してみる価値は大いにある。

【画像ギャラリー】ハイラックスサーフの歴史と北米版の本格SUV「4ランナー」

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