国産車のヴィンテージイヤーと呼ばれた1989年。トヨタ『セルシオ』、日産『スカラインGT-R』、スバル『レガシィ』といったこの年に登場したクルマは、現在のクルマ作りや日本のクルマ文化を大きく変化させた。
その中でも『ユーノスロードスター』は、「ユーノス」の人気を復権しただけでない。日本国内だけでなく、海外の自動車メーカーでも2シーターオープンカーを生産させるほどのカルチャーを築いたのだ。
ユーノスロードスターはマツダ『ロードスター』へと名称を変更するものの、後輪駆動の2シーターオープンカーというコンセプトを受け継ぎ30年以上その灯を消すことなく進化し続け、生産台数はギネスブックにも登録されている。
そこで今回は、世界的な2シーターオープンカーブームを築いたマツダ『ロードスター』の現行モデルの中古車事情について紹介する。
文/萩原文博
写真/MAZDA、編集部
【画像ギャラリー】違いはルーフ形状だけでは無い !? 現行マツダ ロードスター写真集
コメント
コメントの使い方