登録済み未使用中古車、いわゆる「新古車」や「おろしたて中古車」と呼ばれる中古車で、多く流通しているのが軽自動車だ。その新古車の軽自動車は、近年一番の売れ筋となっているスーパーハイトワゴンタイプもわりと多い台数が流通していて、比較的選びやすい中古車となっている。
そして、そのスーパーハイト軽自動車でも人気の高いの車種といえば、N-BOX、タント、スペーシアだが、この3モデルを新古車で狙うのならどれが今狙い目なのか?
新車以上に買い得感のあるモデルが見つかる可能性大! な、N-BOX、タント、スペーシアの新古車の狙い目情報を萩原文博氏がガイドします。
文/萩原文博 写真/ベストカー編集部
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■ハイトワゴンの“三強” N-BOX、スペーシア、タントを新古車で選ぶと狙い目は?
競馬などではよく“三強”という言葉が使われる。オールドファンならば、昭和の三強といえばテンポイント、トーショウボーイ、グリーングラス。平成の三強といえば、オグリキャップ、イナリワン、スーパークリークが緑のターフを舞台に熾烈な競走を繰り広げた。
現在、軽自動車の販売台数を見るとまさに三強時代を呈している。2018年度から2020年上半期まで、ホンダN-BOX、スズキスペーシア、ダイハツタントの軽スーパーハイトワゴンがベスト3を争っているのだ。
自動車メーカーの決算期であり、大需要期の3月を過ぎたこのタイミングは、軽自動車の「おろしたて中古車」が市場に多く出回る。「おろしたて中古車」というのは登録しただけのクルマで走行距離が少なく、装備も充実しているにも関わらず新車より割安な中古車のこと。
メリットとしては、新車に比べて納車までの期間が少ないうえ、価格も割安なこと。しかしデメリットとしては車検期間が短くなること。自分のほしいグレード、ボディカラーの選択肢が狭くなることが挙げられる。
ここでは、軽スーパーハイトワゴンの“三強”と呼べるN-BOX、スペーシア、タントのなかで「おろしたて中古車」で狙い目はどの車種なのかを紹介する。
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