■ラリーアート復活! コルトラリーアートバージョンR
続いては、先日復活が発表された三菱のワークスブランド、ラリーアート。このラリーアートが手がけた三菱コルトバージョンRも100万円以下で狙えるスポーツコンパクトだ。
コルトバージョンRは2006年5月に登場。最高出力154psを発生する1.5L直列4気筒MIVECターボを搭載し、組み合わされる5速MTはゲドラグ製というこだわり。
さらに、ボディ各部には従来の約1.5倍にも及ぶスポット溶接の増し打ちを行い、特にDピラー周辺を補強して、ボディの捻り剛性を約30%向上させている。そして、リアシートは従来のシートバックに3名掛けから2名掛けに変更したクッションを採用し、4名乗りに変更されている。
現在、コルトバージョンRのMT車の中古車は100万円以下で48台、50万円以下でも18台流通している。ラリーアートの復活によって注目が集まりつつあるので、購入するなら価格が安い今のうちだ。
■現行マーチのニスモS、先代マーチ12SR!
次に紹介するのは日産マーチ。100万円以下で狙うスポーツモデルは現行型のニスモSと旧型の12SRだ。まずは現行モデルのニスモSから。マーチニスモSは2013年6月に登場したコンプリートモデルだ。
日産のワークスブランド・NISMOがサーキット培った技術を導入し、ハイパフォーマンスを実現したモデルだ。空力性能に優れた外観デザインをはじめ、車体剛性強化、専用チューンを施した1.5Lエンジン、そしてサスペンションなどワークスチューンならではのメニューが並んでいる。
そして、先代マーチの12SRは2003年に発売された特別仕様車。オーテックジャパンが「クルマを操る楽しさを提供するエントリースポーツ」というコンセプトのもと、1.2Lエンジンの高出力化に加え、専用サスペンション、エキゾーストシステムをトータルチューニングし、走行性能を向上させたスポーツモデルだ。
搭載するエンジンは、専用ピストンの採用による圧縮比アップの他、高回転型カムプロフィールの採用や、排気マニホールド径の拡大等を実施。さらに低排圧キャタライザー、専用構造マフラー採用による排気効率の向上等により、最高出力はベース車から20%アップの108psを実現。
シャシー関係では、人車一体のキビキビした走りを可能にした専用スポーツチューンドサスペンション、185/55R15 81Vラジアルタイヤ(ブリヂストン製ポテンザRE-01)を採用している。
現在、マーチニスモSの中古車は80台流通していて、そのうち34台が100万円以下で購入することができる。またわずか1台だが50万円以下のプライスを付けているクルマも流通している。
一方の先代モデルの12SRは46台流通していて、すべて100万円以下で購入可能。そして36台は50万円以下で手に入れることができる。
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